毎年3月にしらす漁が解禁されます。私の中での春を告げる食材の一つです。
しらすは釜揚げが一般的ですが、私の住む町では漁の行われている時期であれば生しらすが食べられます。最近では直売所や運が良ければスーパーでも買えるようになりました。ただ足の速い魚なので生の場合は獲れたその日に食べなくてはいけません。
と言うことは、漁が行われていてなおかつしらすが獲れた日限定で出会えると言うこと。何日も連続で見かける時もあれば、しばらく見かけないことも。 なので見かけるとついつい買ってしまいます。
熱々ご飯にのせるのもいいけれど、丼にするなら酢飯がオススメ。生卵をのせてもいいし、釜揚げと半々もいいなあ。始まったばかりのしらす漁、今年もいっぱい楽しみたい。
投稿:たべるとくらすと編集部
[管理栄養士] 山本奈津子さんの栄養ポイント
しらすに含まれるカルシウムは日本人が不足しやすい栄養素。体内のカルシウムのうち99%は骨や歯に、1%は血液や筋肉、神経に存在します。丈夫な骨や歯を作るために欠かせない栄養素であることはもちろん、精神の安定や血液の凝固、筋肉の働きのサポートなど様々な役割があります。子供にもしっかり食べさせたいですね。