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冷えに悩む女性に。朝ごはんでできる温め習慣
2026/02/26
冷えに悩む女性に。朝ごはんでできる温め習慣
朝、暖房をつけているのに、手足の冷えだけが残ったまま朝の支度をしている。 靴下を重ねても、マグカップを持っても、手足だけが冷たいまま。 そんな冷えを感じる日は、朝ごはんをどうしているか振り返ってみると、思いあたる人も多いのではないでしょうか。 朝は体がまだ目覚めきっていないため、食事の内容によって内側の動き方に差が出る時間帯です。 そのため、朝ごはんでなにを選ぶかは、冷えを感じやすい人にとって大切なポイントです。 ただし、体によさそうと思って選んでいるバナナやヨーグルト、フルーツが、冷えを感じやすい人には実は合っていないこともあります。 この記事を読むことで、朝の冷えに悩みやすい人が見直したい朝ごはんの考え方が整理できます。 💡こんな人におすすめ 朝、暖房をつけていても手足の冷えが気になる人 朝ごはんは食べているのに、体がなかなか温まらない人 バナナやヨーグルトなど、体に良さそうな朝食が合っていない気がする人 冷え対策として、まず朝の食事から見直したい人 ### 朝は体が目覚めきっていないため、食事の影響を受ける 睡眠中は体温も内臓の働きも低下していて、起床後すぐは外から入ってくる刺激に影響を受けやすい時間帯です。 そのため、朝に口にするものは、体の内側の動き方に直接関わります。 冷たいものや消化に負担のかかるものを選ぶと、体はなかなか温まりません。 反対に、温度や内容を意識した朝ごはんは、内側の動きを支えます。 ### 朝ごはんの内容で一日の冷えの感じ方が変わる 朝の食事は、その後の体調の土台になります。 朝ごはんで体が冷えた状態のままスタートすると、日中も手足の冷えを感じやすいです。 一方で、朝に内側がじんわり動く感覚があると、日中の冷え方が違って感じられることがあり ます。 冷え対策というと服装や入浴に意識が向きがちですが、朝ごはんも大切な入り口のひとつです。 ## 冷えを感じやすい人ほど朝ごはん選びでつまずく 冷えに悩む人ほど、朝ごはん選びで迷いがちです。 体に良さそうな朝食が、今の体に合っていないことがあるからです。 ### 体に良さそうな朝食が合わないこともある バナナやヨーグルト、フルーツは健康的なイメージがあります。 一方で、これらの食品は、内側を冷やすということでも知られています。 いま、冷えていると感じるなら体を温めてくれる食品を選ぶほうが良いです。 ### 朝は消化に負担をかけすぎないことも大切 朝は消化機能も完全には立ち上がっていません。 重たい食事をとると、体は消化にエネルギーを使い、温める余裕がなくなります。 冷えを感じやすい人ほど、軽さと温かさを意識することが大切です。朝の体に負担をかけやすいメニューと、取り入れやすいメニューの例 朝に負担をかけやすい例 朝に取り入れやすい例 冷たい牛乳と甘い菓子パン 温かい味噌汁と少量のごはん 冷蔵庫から出したヨーグルトとフルーツ 温めたスープと卵料理 揚げ物を中心にした朝食 野菜の入った汁もの 量が多く、油分の多い定食 少量でも温かい食事 冷たいスムージーのみ 白湯や温かい飲みもの ※食材そのものの良し悪しではなく、朝という時間帯に対する相性の目安です。 朝は消化に使えるエネルギーが限られているため、重たい食事をとると、体を温める余裕がなくなります。 冷えを感じやすい人ほど、量よりも、温かさと消化のしやすさを優先します。冷え対策では、何を食べるかよりも、どう体を動かすかがポイントになります。 ### 温かいものを口にするだけでも体は反応しやすい 朝は体温も内臓の働きも低く、口にするものの温度が体の反応に直結します。 たとえば、冷たい水や冷蔵のヨーグルトを先に入れると、体が温まるまで時間がかかります。 一方で、白湯や温かい味噌汁を最初に口にすると、手足の冷たさが残っていても、内側が動き出す感覚が出ます。 だから朝は、内容を完璧にする前に、温かいものを一口入れることから始めます。 ### 量よりも温度と内容を意識する 朝は消化機能が十分に立ち上がっていないため、食事量が増えるほど体への負担が大きくなります。 たとえば、量が多く油分のある朝食をとると、体は消化にエネルギーを使い、体温を上げる働きが後まわしになります。 一方で、少量でも温かく、消化に負担の少ない形の食事は、内側の動きを妨げません。 朝ごはんでは、量を満たすよりも、温度と消化の負担を抑えることを優先します。朝ごはんに何を食べるか迷うのは、選択肢が多いからです。 冷えに良いとされる情報が多く、朝の短い時間で選ぼうとすると、かえって手が止まります。 朝は、すべてを整える時間ではありません。 体を冷やさない方向に動かせるかどうかが、まず一つ目の判断軸です。 その軸として、生姜を取り入れる方法があります。 生姜が入るだけで、朝ごはん全体の方向がはっきりします。 ### **生姜は、朝の冷え対策に使える食材** 睡眠中は体温が下がり、起床後もしばらくはその状態が続きます。 朝の体は、温度の刺激に対して反応が出やすい時間帯です。 生姜は、体を温める方向に働く食材として知られています。 朝の体に少量入るだけでも、冷えた状態から動き出すきっかけになります。 たとえば、同じ味噌汁でも、生姜を少し加えるかどうかで、飲んだあとの感覚が変わります。 体の内側が動き始める感じがあり、手足が冷えたまま止まる時間が短くなります。 朝の冷え対策では、強い刺激よりも、方向を整えることが重要です。 ### 生姜は、味噌汁や飲みものに少し加えるだけで続けられる 冷え対策は、特別な準備が必要になると長続きしません。 朝は時間にも気持ちにも余裕がないからです。 生姜は、すりおろしたものや粉末を、味噌汁や白湯に少量加えるだけで足ります。 新しい献立を考える必要はありません。 たとえば、前日の夜に用意した味噌汁を温め直し、そこに少し加える。 白湯を飲む習慣がある人なら、そのまま生姜を入れるだけでも構いません。 朝の流れを大きく変えずに続けられることが、生姜を取り入れやすい理由です。 冷え対策は、続けられる形であることが大切になります。 ### **生姜を取り入れる朝ごはんの考え方** 生姜を使う朝ごはんは、完璧を目指す必要はありません。 生姜が入っているかどうか、それだけで十分です。 ごはんと味噌汁を食べる朝もあれば、時間がなく、白湯や飲みものだけで済ませる朝もあります。 前日の疲れが残っている日や、食欲がわかない朝もあるでしょう。 どの形でも、生姜が入ることで、朝ごはんの役割は果たせます。 朝に生姜を取り入れることは、体を温めるというより、冷やさない方向に戻すための選択です。 ### 朝に負担をかけずに続ける、粉末生姜を少量使う方法 朝は時間も気持ちも余裕がなく、下ごしらえが必要な方法は続きにくい。 粉末生姜であれば、白湯や味噌汁にそのまま加えるだけで使えます。刻んだりすりおろしたりする手間がなく、量もひとつまみで調整できておすすめです。 朝の冷え対策では、強い刺激を与えるよりも、体を冷やさない方向に整えることが大切。 粉末生姜は、そのための手段のひとつとして使いやすい形です。冷え対策は、一度整えて終わるものではありません。 日々の積み重ねが前提になります。 ### 朝ごはんは、毎日同じ形でなくていい 朝の状況や体調は日によって変わります。 時間に余裕がある日もあれば、慌ただしい朝もあります。 すべての朝を同じ形に整えようとすると、負担になります。 朝ごはんは、その日の状態に合わせて変えて構いません。 ### 冷えを感じる朝に戻る基準を一つ決めておく 調子を崩したとき、判断基準があると迷いません。 温かい飲みものをとる、味噌汁を飲むなど、冷えを感じた朝に必ず戻る形を一つ決めておきます。 戻る基準があることで、朝の冷え対策が続きます。朝は、必ずしも固形の食事をとれるとは限りません。 体の状態に合わせた選択が必要です。 ### 固形の朝ごはんがつらい朝があってもいい 起床後すぐに食欲が出ない朝もあります。 無理に食べると、かえって体に負担がかかります。 その場合は、固形の食事をとらない判断も成り立ちます。 朝は体の状態を優先します。 ### 温かい飲みものは、朝の冷え対策の入口になる 食事がとれない朝でも、体に刺激を入れる方法はあります。 白湯や味噌汁、生姜を加えた飲みものなど、温かい飲みものは内側に働きかけます。 量が少なくても、体は反応します。 飲みものから始める朝でも、冷え対策は成立します。### 朝ごはんを食べないと冷えますか? 朝ごはんを食べないこと自体が、必ずしも冷えの原因になるわけではありません。 大切なのは、朝の体を冷えたままにしないことです。 何も口にしないまま過ごすと、体温を上げるスイッチが入らず、冷えを感じます。 食事をとらない朝でも、白湯や温かい飲みものを取り入れることで、体を動かす合図は入れられます。 朝ごはんを食べるかどうかより、体を冷やさない選択をしているかがポイントです。 ### 忙しい朝は飲みものだけでもいいですか? 時間がない朝に、無理に食事を用意する必要はありません。 朝は消化機能が十分に立ち上がっていないため、固形の食事が負担になることもあります。 そうした朝は、温かい飲みものだけでも体に刺激を入れることができます。 白湯や味噌汁、生姜を加えた飲みものなどは、内側を動かすきっかけになります。 飲みものだけの朝でも、冷え対策のスタートとしては十分です。 朝の冷え対策は、特別なことを続けるよりも、体を冷やさない食べ方を日常に戻していくことが大切です。 甘酒や味噌汁のように、温かさを意識した朝の一杯は、腸や内臓のリズムを整える助けになります。 具体的な取り入れ方については、 【甘酒と味噌汁で「腸リセット」する方法】でも紹介しています。 体温や体の働きは、睡眠や食事などの生活リズムと関係していることが、公的サイトでも示されています(働く女性の心とからだの応援サイト)。朝の冷え対策というと、服装や入浴を思い浮かべる人が多いかもしれません。 けれど、朝ごはんも、体の状態を切りかえる大切な入り口です。 朝は、体も内臓もまだ目覚めきっていません。 その時間帯に、冷たいものや重たい食事を入れるのか、それとも、温かさを意識した形で整えるのか。 その選択が、一日の冷えの感じ方に影響します。 完璧な朝ごはんを用意する必要はありません。 少量でも、温かいものを口にすること、生姜を少し加えること。 飲みものだけの日があっても構いません。 大切なのは、朝の体を冷やさない方向に戻すことです。 忙しい朝や、余裕のない日ほど、戻れる基準が一つあると安心です。 今日の朝ごはんが、体を無理に変えるものではなく、一日を気持ちよく始めるための小さな支えになりますように。### ✍️この記事を書いた人:岩口 陽子 2002年より美容業界に従事。 日本エステティック協会認定エステティシャン資格を取得。 GBLホリスティック研究所認定アーユルヴェーダセラピスト資格を取得し、メディカルチネイザンを学ぶ。 施術実績3,000人以上。 現在は完全予約制のサロンを運営し、東洋医学の体質観をもとに腸と自律神経に着目した美容・健康分野の記事を執筆。
甘いものがやめられない時のホルモンケア食
2026/02/16
甘いものがやめられない時のホルモンケア食
甘いものを控えたいと思っているのに、意識すればするほどやめられない。 お腹が減っているわけでもないのに、チョコやお菓子に思わず手がのびてしまう。 そんな自分に少し疲れていませんか。 甘いものがやめられないのは、意志の弱さではなく、ホルモンのゆらぎや体のリズムが関係しています。 食事や生活のリズムが乱れると、体はエネルギー不足を感じ、甘いものを欲するようになります。 ただし、理由を知らないまま我慢を続けると、かえってつらくなることもあります。 ぜひ最後まで読んで、甘いものが欲しくなるタイミングで、体がどんなサインを出しているのか見ていきましょう。 💡こんな人におすすめ 甘いものを控えたいと思っているのに、つい手がのびてしまう 空腹ではないのに、チョコやお菓子が無性に欲しくなる 我慢しようとすると、かえって反動が出てしまう 甘いものが欲しくなる理由を、体のサインとして知りたい ### ✍️この記事を書いた人:岩口 陽子 2002年より美容業界に従事。 日本エステティック協会認定エステティシャン資格を取得。 GBLホリスティック研究所認定アーユルヴェーダセラピスト資格を取得し、メディカルチネイザンを学ぶ。 施術実績3,000人以上。 現在は完全予約制のサロンを運営し、東洋医学の体質観をもとに腸と自律神経に着目した美容・健康分野の記事を執筆。甘いものがやめられない背景には、体のリズムや食事の影響が関わっていることもあります。 まずは、甘いものを欲する理由を、意志の問題として片づけず、体の状態から見ていきましょう。### 甘いものが欲しくなるのは体のリズムが乱れているサイン 食事の時間が不規則だったり、食事量が少なかったりすると、体はエネルギーが足りない状態だと判断します。 たとえば、朝食を軽く済ませた日や、昼食が遅くなった日の夕方に、無性に甘いものが食べたくなることがあります。 空腹感が強いわけではなくても、体のリズムが不安定になると、甘いものへの欲求が強く出ることがあります。 甘いものが欲しくなったときは、意志の問題として抑えるのではなく、食事のリズムや体の状態を振り返ることが大切です。 ### 我慢を重ねても甘い欲は根本的には解消しない 甘いものを控えようとして我慢を続けていると、一時的には食べないでいられても、あとから反動が出てしまうことがあります。 体が必要としているものが満たされないままになっているためです。 たとえば、間食を我慢した反動で、夜に甘いものを食べすぎてしまうことがあります。 我慢そのものが、次の甘い欲を強めてしまうのです。 甘いものを遠ざけるより、欲しくなる理由に目を向けることが大切です。ホルモンの働きは、日々の食事や生活のリズムと切り離せません。 甘いものが欲しくなる背景にも、食事のとり方が関係していることがあります。### 食事の内容やタイミングはホルモンの働きに影響する 食事の内容や食べるタイミングは、体の中のホルモンの働きと無関係ではありません。 食事の間隔が空きすぎたり、食事内容が偏ったりすると、体は安定した状態を保ちにくくなります。 たとえば、食事を抜いたあとにまとめて食べる日が続くと、体のリズムが乱れ、食欲のコントロールが難しくなります。 ホルモンのゆらぎが気になるときは、まずは食事の内容やタイミングを振り返ってみてください。 ### 血糖の上下が続くと甘いものが欲しくなる 食事の内容や間隔によって血糖の上下が大きくなると、体はエネルギーが安定していない状態になります。 その結果、手早くエネルギーを補おうとして、甘いものを求めることがあります。 たとえば、次のような場面で、甘いものへの欲求が強く出やすくなります。 - 甘いものや軽い食事だけで済ませたあと - 丼ものや麺類など、炭水化物が中心の食事を単品で取ったあと - 食事の間隔が空いたあとに、まとめて食べたとき 甘いものへの欲求が続くときは、食事の内容や間隔による血糖の上下を振り返ってみてください。甘いものが欲しくなりやすい背景には、食事の内容や食べ方の偏りが関係していることがあります。 ここでは、甘いものを欲しやすい人に多い食事の特徴を整理します。 食事の特徴 体に起きやすい状態 糖質中心の食事が多い 血糖値が大きく変動しやすく、甘いものを欲しやすい 食事を抜くことが多い 空腹時間が長くなり、次の食事後に血糖が乱れやすい たんぱく質・脂質・食物繊維が不足しがち 糖質の吸収が早まり、満足感が続きにくい ミネラルやビタミンが不足しがち 体の調整がうまくいかず、甘いものを求めやすい 食事時間が不規則 ホルモンや体内リズムが乱れ、食欲のコントロールが難しくなる ここでは、それぞれの食事の特徴について、体の中で起きていることを順に見ていきます。### 糖質中心の食事が多い パンや白米、麺類など、糖質が中心の食事が続くと、食後に血糖が急に上がります。 そのあと血糖が下がると、体はエネルギーが足りない状態だと感じ、甘いものを求めるようになります。 たとえば、パンだけの朝食や、麺類だけで済ませた昼食のあとに、間もなく甘いものが欲しくなることがあります。 糖質中心の食事が続くときは、量よりも他の食材との組み合わせを意識してみてください。 ### 食事を抜くことが多い 忙しさなどで食事を抜くことが続くと、体はエネルギーが不足している状態になります。 そのあとに食事をとると、一気にエネルギーを補おうとして、甘いものを強く欲する流れにつながります。 たとえば、朝食を抜いた日や、昼食が取れず夕方を迎えたときに、甘いものが急に欲しくなることがあります。 食事を抜くことが多いときは、甘いものを我慢する前に、食事の間隔が空きすぎていないかを、見直してください。 ### たんぱく質・脂質・食物繊維が不足しがち 糖質は取れていても、たんぱく質や脂質、食物繊維が不足していると、満足感が続きにくいことがあります。 体がしっかり満たされない状態が続くと、甘いものを求める流れにつながります。 ごはんやパンは食べているのに、おかずが少なく、野菜がほとんどないと、食後しばらくして何か食べたくなることがあります。 甘いものが気になるときは、糖質を減らすよりも、たんぱく質や脂質、食物繊維が一緒に取れているか、意識を向けてください。 ### ミネラルやビタミンが不足しがち 食事量は足りていても、ミネラルやビタミンが不足していると、体の調整がうまくいかないことがあります。 その結果、満たされない感覚が残り、甘いものを欲しやすくなる流れにつながります。 たとえば、加工食品や外食が続いたり、野菜や海藻、豆類をあまり取れていないと、食後も何となく物足りなさを感じます。 甘いものが気になるときは、食事の量を見直す前に、ミネラルやビタミンを含む食材が取れているかを、考えてみてください。 ### 食事時間が不規則 食事の時間が日によってばらつくと、体は次のエネルギー補給のタイミングをつかみにくくなります。 その結果、空腹や満たされなさを感じ、甘いものに意識が向く流れにつながります。 たとえば、食事の時間が遅くなった日や、間隔が長く空いた日のあとに、急に甘いものが食べたくなることがあります。 甘いものが気になるときは、食べた内容だけでなく、食事の時間が大きくずれていないかを、振り返ってみてください。ホルモンケアを意識した食事では、栄養の内容と食生活全体の考え方、どちらも大切になります。 ここでは、その二つの視点から整理していきます。 ### 特定の食材に偏らない ホルモンケアを意識すると、特定の食材や栄養素に注目しがちですが、一つの食品だけに偏ることが基本ではありません。 大切なのは、さまざまな食材を組み合わせながら、体に必要な栄養を無理なく取り入れていくことです。 まずは、特定の食材ばかりを意識していないか、日々の食事全体を振り返ることから始めてみてください。 ### **積極的に摂りたい栄養素と食材** ホルモンケアを意識した食事では、特定の食品に頼るのではなく、体の土台を支える栄養素が過不足なく取れていることが大切です。 まずは、日々の食事の中で意識しておきたい、栄養素と食材の考え方を整理してみましょう。 栄養素 役割の視点 食材例 たんぱく質 体の材料になる 肉・魚・卵・大豆 ビタミンB群 体の代謝を支える 魚・レバー・ナッツ ビタミンE バランスを支える ナッツ・アボカド ミネラル 体の調整を助ける 海藻・野菜 食物繊維 腸内環境の土台 野菜・きのこ これらは、すべてを完璧に取ろうとするものではありません。 一つずつ意識を向けながら、食事全体のバランスを見ていくことが大切です。 ### 食生活の考え方の基本 栄養素や食材だけでなく、食事のリズムや取り方も、ホルモンの働きに影響する要素の一つです。 どんな意識で日々の食事と向き合っているかを、あらためて整理してみましょう。 意識したいポイント 考え方 栄養バランス 主食・主菜・副菜を意識 食事のリズム できる範囲で一定に 食事の温度 温かいものを取り入れる 食べ方 楽しむ・無理をしない 生活全体 睡眠や休息も含めて考える 食生活の考え方は、一度にすべてを変える必要はありません。 できるところから少しずつ見直すことで、体のリズムが整い、甘いものとの付き合い方にも変化が生まれます。甘いものは、完全に避ける対象ではなく、取り方やタイミングを意識することで、日常の中で無理なく付き合うことができます。 ここでは、甘いものとの距離感を見直すための考え方を整理します。 ### 甘いものを完全にやめる必要はない 甘いものが気になると、控えなければいけない、やめなければいけないと感じる人も多いかもしれません。 けれど、甘いものをすべて避けることが、必ずしも整える近道になるとは限りません。 大切なのは、甘さそのものではなく、どんな状態のときに、どのように取り入れているかです。 そんなときは、甘さを完全に断つのではなく、形を変えるという選択肢もあります。 きなこは、やさしい甘みがありながら、たんぱく質や食物繊維も含まれています。 ヨーグルトや豆乳に混ぜたり、温かい飲みものに加えたりすると、甘さを楽しみながら、体への負担も抑えやすくなります。 甘いものを我慢するのではなく、体が落ち着きやすい形で取り入れる。 きなこは、そんな付き合い方を考えるときの一例です。 素材がシンプルな有機きなこなどを選ぶと、日常の中で取り入れやすくなります。 我慢を重ねるよりも、体の状態に合った形で付き合えているかを意識することが、続けやすさにつながります。 ### 甘いものは食べるタイミングで負担が変わる 甘いものによる負担は、何を食べるかだけでなく、どのタイミングで、何と一緒に食べているかによっても変わります。 空腹の状態で甘いものだけを取ると、体は急にエネルギーを補おうとして、その後の甘い欲につながります。 一方で、食事のあとや、温かい飲みものと一緒に取り入れるなど、組み合わせを意識することで、体の受け取り方は変わります。 甘いものを避けるかどうかではなく、体にとって負担の少ないタイミングや形を選べているか。 その視点が、甘いものと上手につきあうためのポイントです。 食事のリズムや温かいものの取り入れ方については、こちらの記事も参考にしてみてください。 ### 甘いものが欲しくなるのは、ストレスだけが原因ですか? 甘いものが欲しくなるのは、ストレスだけでなく、食事のリズムや栄養の偏り、睡眠不足など、いくつかの要素が重なっているのです。 一つの原因に決めつけるのではなく、生活全体を振り返ることで、甘いものへの欲求の理由が見えやすくなります。 ### 甘いものを控えたいとき、間食は完全になくした方がいいですか? 間食を完全になくすことが、必ずしもよいとは限りません。 空腹時間が長くなりすぎると、かえって甘いものを強く欲することもあります。 間食の内容やタイミングを見直しながら、自分に合った形を探していくことが大切です。甘いものがやめられないと感じるとき、その原因は意志の弱さだけにあるわけではありません。 食事の内容やリズム、体の状態が重なると、甘いものを欲しやすくなります。 特別な食材や極端な制限をする必要はありません。 毎日の食事のなかで、組み立てや食べるタイミングを少し見直すだけで、甘いものとの付き合い方は変わります。 甘いものを欲しやすい状態は、体やホルモンからのサインでもあります。 そのサインを我慢で抑えるのではなく、体のリズムを整えながら、無理のない形で取り入れていきましょう。 日々の小さな選択を積み重ねることで、甘いものに振り回されにくい感覚が、少しずつ育っていきますよ。
食べるスキンケア|コラーゲンより大切な栄養素とは
2026/01/21
食べるスキンケア|コラーゲンより大切な栄養素とは
メイクで作り込んでいるわけじゃないのに、なぜか肌にツヤがあって美肌の人を見ると、思わず憧れてしまいます。 一方で、実感できないままサプリや食品にお金をかけるのは、悩ましいところです。 肌は、栄養さえ足りていれば整うというものではありませんが、食事が肌の土台をつくっていることは確かです。 コラーゲンは大切な栄養素のひとつです。 ただし、体のコンディションが整っていなければ、その価値を十分に活かせないこともあります。 この記事では、食べるスキンケアという視点から、40代・50代・60代の人がコラーゲン以外に意識したいポイントを整理します。 何かを足す前に、まず整えたい土台について、一緒に見直していきましょう。ここでいう土台とは、特別な成分やサプリのことではありません。 - 毎日の食事や睡眠 - 体のめぐり - 無理のない心の状態 こうした要素が揃っている状態を、肌をつくる前提となるコンディションと考えています。### 食事や睡眠は、肌の土台を支える基本 どんなに美容成分を意識していても、食事が偏っていたり、睡眠が浅い状態が続いていると、肌は本来の力を発揮しにくくなります。 毎日きちんと食べて、しっかり休むこと。その積み重ねが、肌を支える土台になるのです。 食べるスキンケアは、何かを足すことよりも、まずは食事と睡眠が無理なく回っているかを確認することから始まります。 この基本が整ってはじめて、肌に必要なものが活かされやすくなります。 食事や体のめぐりを整えることは、肌だけでなく、日々の体調全体にも関わります。 めぐりを意識した食事については、こちらの記事でも詳しく紹介しています。 ▶︎冬こそ食でデトックス!巡りを整えるあったか献立### 体のめぐりが整うと、栄養が届きやすくなる 冷えやこわばりがあると、血流やめぐりが滞りやすくなるものです。 その状態では、どんなに良い栄養を意識していても、肌まで行き渡りにくくなります。 体のめぐりが整うと、栄養がスムーズに運ばれ、肌の印象にも差が出やすくなります。 食べるスキンケアでは、成分を足す前に、体が受けとれる状態かどうかを見直すことが大切です。 ### 心の状態がゆるむと、肌の印象も変わりやすい 心の状態がゆるんでいるときと、緊張しているときでは、同じ人でも、肌や表情の印象がちがって見えることがあります。 気持ちの余裕や内側のコンディションは、思っている以上に、体や肌に表れやすいものです。 ### 心の状態と肌の印象の違い 心の状態 こんなとき 肌や表情 気持ちがゆるんでいる 大切な人と心地よい時間を過ごしているとき 表情がやわらぎ、肌に自然なツヤを感じやすい 緊張や不安が続いている 忙しさやプレッシャーが続いているとき 表情がこわばり、肌がくすんで見えやすい このように、心の状態は、表情や肌の印象にちがいとして表れやすいものです。肌のためにコラーゲンを意識していても、以前ほど変化を感じにくくなることがあります。 それは、成分が足りないというより、体のコンディションが変わってきているためです。 ここでは、コラーゲンを否定するのではなく、なぜ実感しにくくなるのかという視点から整理していきます。 ### 年齢とともに、吸収や巡りの力が変わる 吸収やめぐりの力が変わるのは、衰えというより、体の受け取りかたが変わっていくためです。 同じ食事やサプリを続けていても、若い頃と同じように体が受け取れているとは限りません。 血流や消化吸収のはたらきは、年齢や生活リズムの影響を受けやすくなります。 コラーゲンを意識しているのに実感しにくい背景には、こうした体のコンディションの変化があります。 ### 摂った栄養が、肌まで届きにくくなる 摂った栄養が肌まで届きにくくなるのは、体の中で運ばれてはじめて役立つからです。 胃腸の調子が落ちているときや、冷えやこわばりがあるときは、栄養をめぐらせる力がうまく働きません。 その結果、必要なものを摂っていても、変化を感じにくいことがあります。 ### 足すだけでは補いきれない状態が増える 足すだけでは補いきれないのは、体の土台やめぐりが整っていないと、追加したケアが活かされにくいためです。 サプリや食品を増やしても、思ったような実感につながらないと感じることがあります。 それは、足りないものがあるというより、体が受け取れる状態ではないことが少なくありません。肌の調子は、食べているものだけで決まるわけではありません。 体のコンディションによって、肌の印象が変わることもあります。 ここでは、肌と体の状態を、日々の体調や過ごし方から見ていきます。 ### 睡眠や冷え、胃腸の状態は肌の印象に表れる 睡眠不足や冷え、胃腸の不調が続くと、肌の調子が落ちることが少なくありません。 これは、体が十分に休めていなかったり、栄養をうまく消化・吸収できていなかったりするためです。 - 寝不足が続いた翌日は、肌のくすみや乾燥が気になる - 体が冷えていると血流が滞りやすく、肌まで必要なものが届かない - 胃腸の調子が乱れていると、栄養が活かされない こうした体のサインは、肌に真っ先に表れやすいものです。 肌の変化を感じたときは、スキンケアだけでなく、睡眠や冷え、胃腸の調子にも目をむけることが大切です。 ▶︎睡眠と腸の深い関係|夜の発酵食でぐっすり眠る ### 食べるスキンケアは、特別な食材より日々の食事が基本 食べるスキンケアというと、特別なサプリや食材を想像する人もいるかもしれません。 けれど、毎日の中で無理なく続けられることの方が、肌にとっては大切です。 たとえば、甘いものが欲しくなる午後の時間に、麹を使ったグラノーラを少し取り入れる。 食べることを我慢せず、気持ちがほっとゆるむ時間をつくることも、肌の土台を支えるひとつの方法です。 発酵の力を借りながら、間食の時間を「整える時間」に変えていく。 そんな取り入れ方も、食べるスキンケアの一部といえるでしょう。 ▶︎【糀グラノーラ | オリゼ】### 心が満たされている状態は、肌の印象にも表れやすい 肌の印象は、食事や体調だけで決まるものではありません。 同じようにケアをしていても、心の状態によって、表情や雰囲気が違って見えることがあります。 落ち着いて過ごせているときや、気持ちが満たされているとき、人の肌や表情は、無理をしなくてもやわらかく見えます。 ここでは、心の状態と肌の印象の関係についてみていきます。 ### 心に安心感があると呼吸が深くなる 呼吸が深くなることで、体はリラックスしやすくなり、全身の緊張もゆるみます。 安心できる環境にいるときや、ほっとできる時間を過ごしているとき、呼吸が浅くなっていることはあまりありません。 一方で、緊張や不安が続くと、呼吸は浅くなり、体もこわばりやすくなります。 心に安心感がある状態は、体のめぐりやすさにもつながり、結果として肌の印象もよくなることが多いです。 ### 心が幸福感に満たされていると表情がやわらぐ 心が満たされているときは、作り込まなくても、穏やかさや明るさがにじみ出ます。 大切な人と心地よい時間を過ごしたあとに、「今日は顔色がいいね」と言われたことがある人もいることでしょう。 こうした変化は、内側の状態がそのまま外に表れている例です。 表情のやわらかさや雰囲気は、スキンケアだけでは整えにくく、心の状態が大きく関わっています。 ### 肌のツヤは心身の状態のサイン 肌の色つやは、体全体の状態を映し出すサインのひとつと考えられています。 体のなかで血液や体液が滞りなくめぐり、バランスが保たれていると、肌に自然なツヤやなめらかさが感じられるようになります。 安心感があり、呼吸が深く、緊張がゆるんでいるとき。 そんなとき、人の表情や肌の印象は自然とやわらいで見えるものです。 このように、食べるスキンケアは成分を足す話だけではなく、体と心の状態を含めて整えていくためです。 心の状態と体のはたらきが深く関係していることは、厚生労働省の委託事業として公開されている健康情報でも紹介されています。 [働く女性の心とからだ応援サイト] 年代 意識したいポイント 40代 乱れやすくなるリズムを整える意識 50代 巡りと回復力を支える視点 60代 無理をせず、心地よく続けられること ### 40代は、肌の土台となる生活リズムを整えることが大切 40代は、大きな不調はなくても、肌や体のリズムが少しずつ乱れやすくなる時期です。 そのため、特別なケアよりも、まずは日々の生活リズムを整えることが、肌の安定につながります。 食事の時間が不規則になっていたり、睡眠時間が削られていたりすると、肌の調子にムラを感じることが増えます。 40代の食べるスキンケアでは、何かを足す前に、きちんと食べて休めているかを見直すことが大切です。 ### 50代は、体のめぐりと回復力を支える意識が大切 50代になると、体のめぐりが滞りやすくなり、疲れや回復の遅さを感じることが増えてきます。 そのため、栄養を摂ること以上に、体の中でめぐらせ、回復につなげることが大切です。 たとえば、冷えやすくなったり、朝のだるさが抜けにくくなったりするのは、めぐりがスムーズでないサインです。 この状態では、良いものを食べていても、肌や体が十分に応えきれないことがあります。 50代の食べるスキンケアでは、体を温め、無理のないリズムで、めぐりと回復力を支えることが大切です。 ### 60代は、心地よさを大切にする 60代では、がんばるケアよりも、体に負担をかけないことが肌の安定につながります。 変化を急がず、心地よく続けられるかどうかが、食べるスキンケアの基準です。 たとえば、食事量を無理に増やしたり、流行の方法を取り入れたりすると、かえって体が疲れてしまうことがあります。 食べたいと思えるものを落ち着いたリズムで味わい、休むことが肌の印象をやわらかくします。 60代の食べるスキンケアでは、続けられない方法を選ばないことも大切です。 無理をしない、気持ちよく続けられる、その積みかさねが、肌と体を支えていきます。### Q:食べるスキンケアは、どれくらい続けると変化を感じやすくなりますか?** 食べるスキンケアは、数日で大きな変化が出るものではありません。 ただ、食事や睡眠のリズムが整ってくると、体が楽に感じたり、肌の調子が安定してきたと感じる人は多いです。 肌の変化は、そのあとについてくるものと捉えると、無理なく続けやすくなります。 ### Q:コラーゲンは、結局とった方がいいのでしょうか?** コラーゲン自体が不要というわけではありません。 ただし、体の土台やめぐりが整っていない状態では、実感につながりにくいことがあります。 まずは食事や体調を整えたうえで、必要に応じて取り入れる、という考え方がおすすめです。 ### Q:忙しくて食事に気を配れない日は、どう考えたらいいですか? 毎日きちんと整える必要はありません。 忙しい日があっても、「戻れる感覚」をもつことが大切です。 続けられない方法ではなく、できるなかで整えていくことが、結果として肌にもやさしく働きます。肌をきれいにしたいと思ったとき、私たちはつい、何を足せばいいのかを探してしまいます。 けれど、年齢を重ねるほどに大切になるのは、足すことよりも、今の体がどんな状態にあるかに目を向けることなのかもしれません。 食事や睡眠、体のめぐり、そして心の状態。 それらが無理なく回っているとき、肌は自然とやわらかい印象をまといます。 反対に、どれかひとつが崩れていると、どんなに良いものを取り入れても、実感しにくくなります。 食べるスキンケアは、がんばるための方法ではありません。 自分の体の声を聞いて、今の自分にとって心地よい選択を重ねていくこと。 その積み重ねが、年齢を重ねた肌に、ツヤや落ち着きをもたらしてくれます。 今日から完璧に整えなくても大丈夫です。 まずは、ちゃんと食べられているか、きちんと休めているか、少しだけ立ち止まって振り返ってみてください。 その小さな意識が、これからの肌を支える土台になっていきます。
【冬の手仕事】味噌作りの魅力に触れてみませんか?
2026/01/16
【冬の手仕事】味噌作りの魅力に触れてみませんか?
一年の最初の手仕事、味噌仕込み。皆さんはされますか? 味噌作りは、素材を選び、仕込み、発酵を待つ。その時間も含めて楽しむことのできる、特別感がぎゅっと詰まった冬の手仕事。 手作りする良さは、好みの味に作れること。麹や塩の量を調整することで自分たちだけの味を生み出し、自分たちだけの特別なお味噌となるのです。これが手作り味噌の魅力であり、発酵を楽しむことにも繋がります。初めてでも大丈夫。材料も作業も実は思ったより少なくシンプル。たくさん仕込むとなると量も増え、時間もかかってしまいますが、「これだけ」と決めて仕込めば意外と簡単。家族や友人を巻き込んで、人手を増やせばさらにスピードアップ。一緒に作業する時間もきっと特別な一時になりますよ。 オーガニック素材で作る、あなただけの手作り味噌。健康にも環境にもやさしい特別な手作り、この冬初めてみませんか? 味噌仕込みの材料を見る 味噌仕込みの材料を見る 味噌は、毎年必ず仕込まなければいけないものではありません。 今年は仕込む年、仕込まない年があってもいい。 その年の暮らしに合った関わり方を選べたら、それで十分です。 こだわりの味噌をもっと見る
冬こそ食でデトックス!巡りを整えるあったか献立
2026/01/05
冬こそ食でデトックス!巡りを整えるあったか献立
寒くなってくると、厚着のせいだけではなくなんとなく体が重く感じる。 気づかないうちに、いろいろため込んでいるような気がする。 冬は食べる行事が続きやすく、また、体がエネルギーを守ろうとする季節です。 そのため、巡りがゆるやかになりやすく、だるさや重さを感じる方もいます。 ただし、ため込みやすい季節だからといって、同じ食事を続けていると、内側の巡りがさらに滞ったように感じやすくなります。 冬こそ、巡りを意識した食事を取り入れる良いタイミング。 ぜひ最後まで読んで、冬のため込み感にやさしく向き合いながら、内側から心地よく過ごすヒントを見つけてみてください。 💡こんな人におすすめ 冬になると、体の内側が重く感じることがある 食べる行事が続くと、なんとなく巡りが滞る気がする あったかい献立で、日々を心地よく過ごしたい ### ✍️この記事を書いた人:岩口 陽子 2002年より美容業界に従事。 日本エステティック協会認定エステティシャン資格を取得。 GBLホリスティック研究所認定アーユルヴェーダセラピスト資格を取得し、メディカルチネイザンを学ぶ。 施術実績3,000人以上。 現在は完全予約制のサロンを運営し、東洋医学の体質観をもとに腸と自律神経に着目した美容・健康分野の記事を執筆。寒くなると、なぜかため込みを感じるようになります。 それは、巡りがゆるやかになることと、重さやだるさとして残ることが重なるためです。 ここでは、冬のため込み感を覚えやすい理由を2つの視点で考えます。 ### 寒さと行事で、巡りがゆるやかに 冬はクリスマスや忘年会など、食べたり飲んだりする機会が、増える季節です。 食事のたびに、胃腸は一生懸命はたらき、消化や吸収を行っています。 量や回数が重なると、胃腸も疲れやすくなり、巡りが緩やかに感じられることがあります。 そのため冬は、体の内側の巡りがゆるやかになりやすいのです。 ### 冬はため込みが重さやだるさとして現れる 冬は体が自然にエネルギーを溜め込もうとするので、食欲が増加したり、寒さのために活動量が低下したりします。 温かい部屋で美味しいものをたべると、ついつい食べ過ぎてしまう。 出かけたい気持ちはあるけれど、寒さで外出が億劫になり、ついついこもってしまう。 そんなことを繰り返しているうちに、エネルギーのため込みがすすみ、重さやだるさとして感じるようになります。なんとなく体がだるくて重たいと感じながら、そのまま過ごしていると、体の内側の巡りはさらにゆるやかになります。 ここでは、冬のため込みを感じたときに、胃腸を休ませることについてまとめています。 ### 食べ続けていると、内側が休まらないことも イベントが続き、夜遅くまで脂っこいものを食べ、お酒を飲んでいると、胃腸は働き続けることになります。 夜、眠っている間も胃腸は夜に食べたものを消化するために動いています。 そのため、胃腸は休む時間が少なくなり、だんだんと疲れてしまいます。 ### 巡りの滞りを感じやすくなる 胃腸が休まらない状態が続くと、体の内側の巡りは少しずつゆるやかになります。 その結果、朝起きてもすっきりしなかったり、体が重たく感じたり、なんとなくだるさが抜けにくくなります。 強い不調があるわけではないけれど、いつもより動きにくい。 そんな感覚を覚える人も少なくありません。 冬はもともと、体がエネルギーを守ろうとする季節です。 そこに食べ続ける習慣が重なると、巡りの滞りを体感しやすくなります。 だからこそ、ため込み感を感じたときは、体の内側を休ませる視点が大切になります。 体の内側を休ませる方法として、日々の食事に取り入れやすいのが、甘酒や味噌汁のような発酵食品です。 温かさと発酵の力を借りることで、食事のリズムが整い、胃腸がほっとする感覚をもてます。 ▶︎甘酒と味噌汁で「腸リセット」する方法冬は、食事の予定が続きやすい季節です。 楽しみな予定がふえる一方で、食事のリズムが乱れやすく、どう整えたらいいのか分からなくなる人も少なくありません。 ここでは、冬に食事で悩みやすくなる理由と、よくある迷いについて整理します。 ### 食べる行事が続いて調整がむずかしい 行事が続くと、外食やごちそうを食べる機会がふえます。 そのたびに前後で調整しようと思っても、予定が重なり、思うようにいかないこともあります。 今日は軽めにしようと思っていたのに、急なお誘いが入ったり、家族の予定に合わせて食事がずれたり。 こうした日が続くことで、食事のバランスを取ること自体がむずかしく感じられるようになります。 ### ため込み感が気になり、食べ方にまよう 体の重さやだるさを感じ始めると、今の食べ方でいいのか、不安になることがあります。 - 食べる量を減らしたほうがいいのか - 間食を控えるべきなのか - 一度リセットしたほうがいいのか いろいろ考えるものの、情報が多すぎて、何を選べばいいのか分からなくなることもあります。 ため込み感があるからこそ、食べ方に迷いが生まれやすくなるのです。 食事の内容だけでなく、食べる時間帯や一日の流れを意識することも、冬のため込み感をやわらげるヒントになります。 朝・昼・夜、それぞれの時間帯で体が求めるものは少しずつ異なります。 無理に減らすのではなく、生活リズムに沿って食事を整えることで、巡りが落ち着きやすくなることもあります。 こうした食事リズムの考え方については、朝・昼・夜のバランスを意識した食事の整え方として 別の記事で詳しくまとめています。 ▶︎食で整える自律神経|朝・昼・夜のバランスごはん ### 合う人がいれば、続きにくい人もいる 食事の整え方には、さまざまな考え方があります。 なかには、食事の間隔をあける方法や、一定時間食べない方法を取りいれて、調子が整ったと感じる人もいます。 一方で、空腹がつらくなったり、生活リズムにあわず続けにくいと感じる人もいます。 どの方法があうかは、体調や生活環境によって異なります。 大切なのは、無理をせず、今の自分にあった整えかたを選ぶことです。 年末年始が近づくと、こんなご相談を受けることがあります。 「イベントが続いて楽しい反面、お腹が重たく感じたり、むくみが気になったり、体がため込みやすくなったように感じる」という声です。 💡こうしたお悩みに対して、ひとつの考え方としてお伝えしているのが、食べない時間を意識的につくる方法です。 いわゆる16時間ファスティングと呼ばれる考え方ですが、無理に我慢をする食事法ではありません。 たとえば、夕食を20時までに終えると、翌日の12時までで16時間の食べない時間がつくれます。 夕食を早めに終え、翌日は朝食をとらずに、昼食から通常の食事に戻すと、生活リズムの中で取り入れることもできます。 食べる時間を少し整えることで、胃腸が休まる感覚があり、ため込み感がやわらいだと感じる人もいます。 ただし、この方法があうかどうかは人それぞれです。 寝起きの空腹が強くでる人や、生活リズムにあわない人もいます。 大切なのは、無理をせず、体の声を聞きながら選ぶことです。冬に感じやすいため込み感をやさしく整えるには、食べ方の工夫がポイントになります。 ここでは、無理をせず続けやすい、冬の食べ方の考え方をまとめています。 ### 減らすより「温めて流す」 冬は、食事量を減らして調整しようとしがちですが、この時期は、胃腸を温かく保つ食べかたが向いています。 たとえば、寝起きに白湯を飲むことや、食事にあたたかい汁ものをプラスすることです。 すると、体があたたまりデトックス力を高める食べかたになります。 ### 無理なく続けることが、巡りを整える近道 冬の食事調整は、一時的にがんばることよりも、無理なく続けられる形を選ぶことが大切です。 食事の時間を少し見直したり、温かい汁ものを一品添えたりするだけでも、体の内側がほっとゆるむ感覚につながります。 毎日きっちり整えようとしなくても大丈夫です。 行事がある日は楽しみ、その前後でやさしく整える、そんなメリハリのある食べかたでも十分です。 大切なのは、体に負担をかけすぎず、自分の生活リズムにあった方法を選ぶこと。 無理のない積みかさねが、冬のため込み感を手放し、巡りを整えていく近道になります。冬の食卓では、体を内側から温めてくれる献立が心強く感じられます。 ここでは、あったか献立が冬に向いている理由を、食卓のイメージとあわせて整理します。 ### 献立は汁物を中心に考える 冬は、体の内側が冷えやすく、手足まで温かさが届きにくい季節です。 あたたかい汁物を中心にすると、内側からじんわり温まり、全身がゆるむのがわかります。 お鍋を囲んでいると、自然と汗ばんできて、暖房を弱めたくなる。 そんな体の変化を感じた経験がある人も多いはずです。 冬の献立は、全身がほっとするような汁物を中心に考えると、取り入れやすくなります。 ### 冬に取り入れやすい食材の組み合わせ 食材の組み合わせによって、体のなかで温かさ感じやすくなることがあります。 たとえば、たっぷりの生姜が入ったつくねや大根と豚の煮物など、根菜類とタンパク質を組み合わせた献立です。 冬ならではの食材を取り入れることで、あたたかさを感じやすい食卓につながります。ここでは、冬のため込み感を感じやすいときに、取り入れやすいあったか献立の考え方を紹介します。 日常の食卓と、外食や行事が続いた日の調整例を見ていきましょう。 ### 日常で取り入れやすい献立パターン 日常の食卓では、献立を難しく考えすぎないことが大切です。 冬は、主食・主菜・汁物をそろえることを意識するだけでも、体が落ち着きます。 たとえば、ごはんに具だくさんの味噌汁、メインに魚や肉料理を一品添えるような形です。 副菜は無理に用意せず、汁物に野菜を多めに入れるだけでも十分です。 ### 外食や行事が続いた日の調整例 外食や行事が続いたあとの食事は、一から整えようとすると負担になりがちです。 そんなときは、温めるだけで食べられるスープを取り入れるのもひとつの方法です。 野菜の甘みや発酵のうま味が感じられるポタージュは、食事の中心に据えやすく、無理なく温かさを補えます。 料理に時間をかけられない日でも、温かい一品があるだけで、食事全体が落ち着きます。 ▶︎【体が喜ぶ発酵のチカラ!】シナモンが薫る、塩糀と甘酒とカボチャの発酵ポタージュ/### 冬にデトックスを意識すると、食べないほうがいいのでしょうか? 冬は体がエネルギーを蓄えようとする季節です。 そのため、食べないことを頑張ると、かえって体が緊張しやすくなります。 冬のデトックスは、減らすことよりも、温かいものを選び、胃腸が休まりやすい流れをつくることがポイントです。 ### あったか献立なら、何を食べてもいいのでしょうか? あったか献立は、豪華な料理や特別なレシピを指すものではありません。 温かい汁物を中心にする、冷たいものを控える、食べる時間を少し整える。 その積み重ねが、冬のため込み感に寄り添う食べ方につながります。冬は、体が自然にため込みやすくなる季節です。 重さやだるさを感じても、無理に変えようとしなくて大丈夫。 大切なのは、減らすことよりも、温かさを意識すること。 汁物を中心にしたあったか献立や、食べる時間を少し整える工夫は、冬の体にやさしく寄り添ってくれます。 外食や行事が続いたあとも、一品温かいものを取り入れるだけで、食事の印象は変わります。 今日できることを、できる形で。 冬こそ、無理のない食べ方で、内側から整える時間を大切にしてみてください。
大寒卵
2025/12/26
大寒卵
### 大寒卵とは? 暦の上、一年で最も寒くなる日とされる「大寒」。その初日(2026年は1月20日(火))に産まれた卵のことを「大寒卵」といいます。 その昔は冬前になると鶏たちは餌をたくさん食べて栄養を蓄え、寒さが厳しくなると卵を生まずにじっとしていたといいます。 そのため大寒の頃に産まれた卵は貴重で、ほかの時期と比べて栄養価も高かったそうです。そんな背景から、大寒に生まれる卵は「大寒卵」と呼ばれ、縁起物として扱われるようになりました。 今は大寒初日に拘らず、約2週間程ある大寒期間(2026年は2月3日まで)に産まれた卵も初日同様に「大寒卵」と捉えられています。### 大寒卵に込められた願いとは? 現在では栄養価の高い卵が安定して食べられるようになりましたが、昔の名残から今でも縁起物として人気の高い「大寒卵」。 栄養が豊富なため「健康運」の上昇や「無病息災」、また風水では卵の黄身の黄色が特に濃くなることから、大寒卵を食べると「金運」が上昇する、とも言われています。 大寒卵を全て見る
豪雨災害を乗り越え、温かな支援に感謝
2025/12/23
豪雨災害を乗り越え、温かな支援に感謝
自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。夏に豪雨災害が起こり、土砂崩れが相次いで、流通が一時ストップしたりしました。 遠方のお客様からご心配いただいたりしましたが、発送が可能となってからは「注文することで応援します」とのコメントなどを頂き、ご注文をして頂けたことは、とても励みになり嬉しかったです。 自然災害は、どうしようもない部分がありますが、私たちも現状を発信しつつ、状況をお客様にご理解いただくより他はありません。今年はことに、ご理解ある温かなお客様に恵まれていることに、深く感謝いたしました。
猛暑と強風の年:胡麻の育ちに合わせて手を重ねる
2025/12/22
猛暑と強風の年:胡麻の育ちに合わせて手を重ねる
自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。猛暑日が続いたが胡麻にはとても良い環境。 強風の影響で収穫前に倒れてしまう木が多くあった。その影響で、収穫の際に折れてしまい乾燥させるための棚に届かず、棚の高さを変える等、手間がかかった。除草の為、胡麻の木が大きくなる前に管理機をかけた。国産金ごまの味や香りを少しでも多くの方に知って頂きたい。今年中に緑肥で畑の土壌改良をし、更に金胡麻にとって良い土づくりをする。また、除草の管理をもっとしっかりして、大きい金胡麻の木を増やしたい。
コウノトリが戻った田んぼ:自然農法の力が生み出す雑味の少ない実り
2025/12/22
コウノトリが戻った田んぼ:自然農法の力が生み出す雑味の少ない実り
自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。収穫期までは、雨がほとんど降らなかったので心配したが、自然農法の福岡正信が作ったハッピーヒルは逆に、 未熟米や、例年は多い「いねこうじ」がまったくありませんでした。さすが強靭な品種だと改めて思いました。ヌートリアだと思いますが、収穫前に稲を倒されたものがいくつかあったので柵を張り被害は収まりました。イノシシに田んぼに入られたことがあってから収穫期のみ電柵を張っているので安全に収穫しています。鳥獣害がニュースになっていますが、自然の生態系を壊し動物の居場所をなくしたのは私たちです。 私は田んぼを続け今年で10年目になりますが、今年はじめてコウノトリがきました。 農薬は使わずに不耕起、冬期湛水で本来の生態系に戻しましょう。稲の多年草化をしようと、米ぬかをまき冬期湛水をしています。 今年はさらに雪の降る時のために、水温を保つ工夫をします。 他にも、田んぼの一区画にビオトープを作る予定です。
日本の食を守る決意:気候変動と猪鹿の脅威に立ち向かう米農家
2025/12/22
日本の食を守る決意:気候変動と猪鹿の脅威に立ち向かう米農家
自然の変化を、これまで以上に身近に感じた一年でした。 たべるとくらすとでは、そんな一年を生産者のみなさんがどのように受け止め、日々の営みを続けてきたのか、アンケートをお願いしました。ここ最近は毎年自然災害、異常気象がで起きていて、驚くことも少なくなりました。 夏の気温上昇はお米にとって高温障害のリスクがありますし、冬季の気温が温暖であることも大豆や麦には影響が出ます。 熊本は特に集中豪雨による水害が多いと感じています。いのししと鹿対策としての電柵も毎年続けていますが、それでも被害を完全に防ぐことはできません。 年々、栽培するハードルが上がっていますが、そんな中でも農業をやっているのは日本の食を守りたいという思いがあるからです。 購入者の皆様には、信頼できるかかりつけ医があるようにかかりつけ農家を見つけて、そこを応援してほしいです!!!!
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