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生産者のお便りとお知らせ

今年初の「もみ殻ぼかし」の仕込み

2025年1月2日、仕込み開始

今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。元旦より快晴の天気で今年もよい一年になりそうでワクワクしています。皆様にとってもよい一年でありますようお祈り申し上げます。今年も早々よりもみ殻仕込み始めます。もみ殻50kgと米ぬか50kgを玄米酵素で発酵させていきます。これが私たちの畑の命の源です。

スコップでよく混ぜ合わせ、水分も加えながら更によく混ぜていきます。冬でもうっすら汗をかく作業です。

よく混ぜたあとは、暗渠(あんきょ)パイプを5本入れて通気性をよくします。酵母菌、乳酸菌の発酵を促します。この状態で温度計を挿し、屋根のトタン板を載せて1週間ほどそのままにしておきます。仕込み時は20度前後。この日は暖かく水温もそれほど冷たくありませんでした。

次の日、小屋を覗くと43℃に上がっています。いい感じで発酵が進んでいます。日を追うごとに温度が上がり60度くらいになります。1週間後にまた、混ぜ合わせ。また1週間後に.混ぜてを繰り返し、4週間ほどで出来上がります。

出来上がるともみ殻のトゲトゲ感がなくなりサラサラしっとりした感じになります。「発酵もみ殻」といった感じです。発酵中は甘酸っぱい刺激のある匂いがしますが、出来上がると刺激臭は消えて香ばしいような匂いになります。これを畑に撒いて土の中の微生物を元気にしていきます。

vegety mimase (ベジティーミマセ)神奈川県(農業 微生物農法)

微生物農法による完全無農薬の野菜を栽培しています。
化学肥料や動物性堆肥、動物性肥料、ホルモン剤、土壌殺菌剤、除草剤等化学薬品、ビニールマルチ不使用、および有機野菜栽培に使用が認められている農薬も一切使用しません。もみ殻、米ぬかを発酵させた「もみがらぼかし」を土に入れることによって微生物を増やし生態系を生かした栽培をしています。

「自分たちが食べたい野菜」

土の中の微生物によって活性化された土壌で育った野菜は味も歯ごたえも野菜本来の姿です。
安心して食べることのできる自然の味をお楽しみください。

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