紫芋はさつまいもの一種です
さつまいもの原産地は、メキシコを中心とする熱帯アメリカだといわれています。沖縄が起源となったサツマイモ。中国から沖縄に伝来した1604年が起源といわれ、ヨーロッパ、アフリカ、東南アジアに普及し、中国から日本へと来たようです。
紫芋は見た目は普通のさつまいもですが、中身が紫色という特徴があります。また、甘さも他の芋に比べて上品な甘さです。スーパーなどで販売されることが少ないのも特徴です。
紫芋は、アントシアニンが豊富で、これが紫色のもととなっています。アントシアニンはポリフェノールの一種で、抗酸化作用があります。濃い紫色から甘そうに見えますが、実際には普通のさつまいもより甘さ控えめです。その鮮やかな色合いから、お菓子などの加工材料としても重宝されています。
上の画像の向かって左が紫芋「パープルスイートロード」、右が「べにはるか」です。紫芋の方がピンク色が強い感じがします。
蒸かすとしっとりホクホクします。甘いのが苦手な方は紫芋のさっぱりした甘さが丁度良いと思います。
紫芋の調理方法のおすすめは。「紫芋ご飯」です。ほんのり甘くて栗ご飯っぽいです。もち米で「おこわ風」にしても美味しいです。色がきれいに出ますので上品な雰囲気になります。レシピ集にある「さつまいもご飯」を参考にしてみてください。
保存も他のさつまいもより日持ちするようなので(アントシアニンの抗酸化力おかげかな?と思っています)便利に活用できると思います。お祝い事の食卓にもよさそうです。