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生産者のお便りとお知らせ

2024年度産 安納芋 その1 販売開始は10月15日の予定です

2024年の安納芋 育つ様子

今年の夏も暑い日が続きました。5月ごろから7月初め頃の間、時間差で4回に分けて苗を植えてみました。土に挿した苗ははじめの頃、虫たちにかじられて枯れてしまうものもあり挿し直す作業をしました。それでも全体の1割程度の挿し直しです。殺虫剤等を使用していませんので仕方ないのですが、年々その数は減ってきているように感じています。

安納芋の苗は先端部分が赤紫っぽい色の葉になっています。これが特徴です。

苗を斜めに差します。お芋は節のところに出来るので、節がたくさんある苗はお芋の数が多くなる可能性が高いのです。土に対して垂直に苗を指すと丸い形のお芋ができやすく収穫もしやすいのですが、お芋の数は少なめになるようです。

挿したばかりの頃は1週間くらいしおれた状態なので、毎回心配になりますが、意外に強いのがお芋の苗の特徴でもあり、虫に攻撃されない限り必ず根付いてくれます。 苗から新芽が出始めると名が張り始めている証拠なので、新芽を目にするとホッとします。

農薬、殺虫剤を一切使用しない為、苗を切ってしまう虫たちの大好物の米ぬかを苗の間にひとつかみ、置きます。虫たちはそれを食べます。そうすると米ぬかは虫のおなかの中で発酵し膨らみ、苦しくて虫たちは動けなくなります。

vegety mimase (ベジティーミマセ)神奈川県(農業 微生物農法)

微生物農法による完全無農薬の野菜を栽培しています。
化学肥料や動物性堆肥、動物性肥料、ホルモン剤、土壌殺菌剤、除草剤等化学薬品、ビニールマルチ不使用、および有機野菜栽培に使用が認められている農薬も一切使用しません。もみ殻、米ぬかを発酵させた「もみがらぼかし」を土に入れることによって微生物を増やし生態系を生かした栽培をしています。

「自分たちが食べたい野菜」

土の中の微生物によって活性化された土壌で育った野菜は味も歯ごたえも野菜本来の姿です。
安心して食べることのできる自然の味をお楽しみください。

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