ミドリガメ(ミシシッピアカミミガメ)
「生態系被害防止外来種リスト」において「緊急対策外来種」になりました。
このミドリガメが、佐賀市川副町の水路(クリーク)に多く生息して、田植え後の水田夜によく見掛けます。
ミドリガメが捕食していると思われる、ジャンボタニシは激減していますね。
写真は、産卵に川から上がり、アゼで卵を産んでいたようです。
ミドリガメやジャンボタニシも人が持ち込んだ外来種です。
その害が農家を直撃しています。
ジャンボタニシを殺す為に、椿油粕(魚毒性農薬)を水田に散布する農家も多いです。
椿油粕を水田で使用する事は、魚が死ぬので禁止されています。
外来種を放流した人が悪いのか、魚毒性の有る農薬を使うのが悪いのでしょうか。
どちらも許される事ではありません。
椿油粕が植物だから良いと思っていませんか、毒だから魚やジャンボタニシが死ぬのです。
以前、ヒヨコを飼い始めた時に、鳥小屋の土からドクダミが生えて来たのです。
そのドクダミを食べたヒヨコが汗をかいて倒れていたのです。(毒を溜めるからドクダミ)
ヒヨコは死ぬと思いましたが、わたしの看病で全羽助かったのです。
普通、鳥は汗をかかないのですから、小さい産毛が濡れていました。
植物の毒だから良いと言う事は無いと思います。
現実を知る事が大事ですね。
ミドリガメやジャンボタニシが一番の被害者かも知れませんね。