田植え後に虫が来ない1ヶ月間。
一般農家は、田植え前苗箱に殺虫剤(粒剤)を多く使用されています(防除効果が長期間持続する)
この農薬が、水田で長く効果があるのは、育苗箱に農薬を散布され、田植えによって苗と土と農薬が水田に移植されます。
その効果が約1ヶ月間、農薬を稲が吸収する事で、農家は農薬を散布しなくても虫が来ないし付かないのです。
新しい農薬が登録されると、効果が長期的で回数は減って来て労働時間は少なくなっています。
こんな有難い農薬(粒剤)ですが、はたして農薬はお米に残留しないのでしょうか?
人体に影響は無いのでしょうか?
わたしの自然農法は、化学肥料や有機肥料も使用しない為に、虫がほとんど寄り付かないのです。
一般農家は、化学肥料を主体に施肥され、稲を元気よく成長させますが、その葉や茎から肥料ガスを出すと言うわれています。
その肥料ガスに誘われ、虫が稲の樹液を吸ったり食べたりするのです。
肥料を施せば、虫が付く。
今や日本の農薬使用量は、世界のベスト3に入る位になっております。
人間は、食べた物で身体は造られ、骨・肉・血液となり、残留農薬は
身体の動く個所に溜まると言うわれています。
その毒素は、浄化の為にガンや内臓腫瘍となり、それが熱で溶かされ下痢や嘔吐・破裂などで排せつされるとも聞いております。
わたしが考えるには、食べ物で毒を入れない事を第一に思っております。
なので、農薬は使用しません。
ですが、肥料や堆肥を使用しますと、必ず虫が食べに来ます。
これが自然界の摂理ですね。
自然農法を世界に広げるプロジェクト。代表:北村広紀