今年はいつもの年より早く夏がやってきた気がします。 6月末でいきなり猛暑日。 7月に入ってからは連日、真夏の様相です。
裏の畑に植えたばかりのレモングラス、サトイモ、黒豆など、ちゃんと育つか心配になるくらいです。
でも、それを和らげてくれるものが、里山の夜明けには現れます。 それは朝露。 夜にいったん戻った冷気が、空気中の蒸気を小さな水の粒に変えてくれるのです。 夏の夜明けの、まだ静寂があたりに漂うなか、この水滴が植物たちに潤いを与えてくれます。
このおかげで助かっているのね、と小さく光る水滴に手を合わせる夜明けです。