Sanagi Shokudoを始めたのは、育児の中で「やりたいと思っていたことに挑戦したい」「挑戦を子どもたちを共有したい」という気持ちが強まったからでした。
私は幼い頃から畜産の現場に触れる機会が多く、鶏や豚・牛たちがいつも生活の中にいましたが、一方で産業動物が人目に触れず扱われていることにずっと違和感を抱いていました。
「自分が納得できる方法で命と関わりたい」
そんな思いを抱くようになり、生産者として自ら行動することで、子どもたちや地域の人にその姿を見てもらおうと決意しました。
Sanagiという名前は、子どもが好きだった虫の「さなぎ」から名付けました。
一度液体となり、全く別の姿へと変化するさなぎの過程に、未来へ向けた可能性を重ねています。大切にしたい軸はしっかりと守りつつ、時代や環境に合わせてしなやかに変化していくことを厭わず、地域に根差す農場へ成長していくことを目指しています。
今では子どもたちの日常生活にはいつも鶏がいて、いとおしい気持ちも、悲しい気持ちも、美味しい感動もめいっぱい経験しています。この学びの輪を、広げていけるような活動をこれからも目指していきます。