試しのお茶苗定植
吉良商店本社が超高熱菌由来の活性炭を用意してくれました!
先ずはお茶の畝に使ってみる事に。
しかし運の悪い事に記録的寒波襲来の直前に定植になってしまいました(^_^;)
検証にもなるだろうと強行しましたが、ちゃんと育ってくれるかなー。
炭を土壌に施す事での恩恵は多々ありますが、最大のメリットは、微生物の活性化だと思います。
微生物にとっては住処にもなり、食べる対象にもなり得ますので、持続的な活動源になってくれます。
無農薬栽培は、微生物の力を最大限に活用させてもらう農法、といって良いと思いますので、炭素をどうコントロールしていくかが重要です。
普通の栽培が生育がとても早くなるのは、化学肥料の窒素を使う事で、微生物が行ってくれる様々な活動をすっ飛ばす事ができるからです。
ですが、問題も数多く発生しますので薬が必要になり、結果無農薬栽培は成立しません。
有機農法では、生育の効率を高める行為を、微生物にお願いします。
その為には、炭は非常に効果が高く、持続性も抜群な材料になります。
炭で増えてくれた微生物は、役目を終えた植物を分解して土に還してくれます。
分解された植物には、植物の生育に必要なモノは全て揃っています。
微生物で分解された植物が、次の植物のカラダを作る材料になってくれるという事です。
しかも活動を終えた微生物自身も、作物の糧となってくれます。
地球の有機物は基本的に炭素基盤でできてるうえに、独立栄養体である植物をベースに成り立っていますので、こうして自然界では、炭素をベースにした循環が成立します。
つまり炭素を土壌に施す事は、自然界の循環の枠内で、栽培効率を最大限に引き上げる事が出来る、という事になります。
真っ黒な炭が、高い浄化作用を持ってるのは有名な話です。
黒いイメージしかない炭素の純粋な結晶はダイヤモンドです。
吉良商店の神谷会長は、人類が困ったら炭素がいつも手助けしてくれる、と言っています。
色んな願いが込められている炭素。
美味しいお茶を育てて欲しいなー(^^)