佐藤初女さん
佐藤初女さんの、おむすびの祈り。です。 料理をする時は、まず素材の気持ちになって、常に心を通わせる事を大切にします。 書中の言葉ですが、こころを結ぶ初女さんの生き方が象徴された素敵な心持ちだと思います。 結びの実践をテーマに進めているウチのイベントですが、4月に、初女さんからおむすびを直伝された方にウチのイセヒカリでお結び会をしていただきます。 いつも色々お世話になっている方なのですが、その方に初女さんの事を教えていただき、本を読ませてもらってとても感動しました。 思い入れのあるイセヒカリですが、私も栽培において、いつも心がけている事は、土の事、作物の事など、相手の事を理解できるように、できるだけ我を抜いて向き合う事に気をつけています。 おそらくトンチンカンな解釈は沢山してしまってると思いますが、目一杯理解しようとしてる私の気持ちは伝わってるんじゃないかなーと思ってます。 そして今日たまたま知った小林秀雄さんという方の言葉の考察で、かむかふ、というものがありました。 考える、の音便で、か身交ふ、考えるとは自分が身を以て相手と交わることで、人やモノと付き合うことだ、と知りました。 近頃、頭の中に、交、の字がずっと浮かんでまして初女さんの本とのシンクロもあり驚き。 たべるとくらすとさんを通して今まではご縁を持てなかった、全国の数多くの皆様と、交わりとご縁を結ぶ事ができています。 関わっていただいてる皆さんに心からの感謝でいっぱいですm(_ _)m