イセヒカリラベル
イセヒカリの登熟がすすんでいます。長雨続きの影響を心配している私をよそに、凄い元気に育ってくれています。なんでやろ?
イセヒカリはとても神秘的なお米です。台風で全滅した、伊勢神宮の御神田に、2本だけ倒れずにそびえ立っていた稲穂。特別な力を感じた当時の栽培管理の方が、その2本を大事に大事に増やしていったという生い立ちのお米です。DNA鑑定の結果全く新しい品種だとわかり、その神秘性に惚れ込んだご縁のある農家さんが、少しずつ増やしていきました。今私もその一人になれている事がとても光栄ですが、やっぱりイセヒカリ自身が頑丈なのかなー?なんて思いながら観察しています。あと考えられるのは、ウチのイセヒカリの田んぼはとても人目に着く場所にあるんですよね。色んな人に関心を持ってもらえると作物は確実に元気になりますので、皆んなに見られて張り切っちゃってるのかなーなんて、結構真剣におもってます。
イセヒカリは私にとっても色々思い入れの強いお米ですので、たべるとくらすとさんで皆さんに紹介させていただけるのを機会に、新しいラベルを作ろうと思っています。自然やオーガニックが大好きな知り合いの書家さんにラベル用に文字を書いていただけないか相談すると快諾をいただきお願いする事に。イセヒカリの事や、私達の思いを知っていただき、そこに書家さんの思いもドンドン積み重なっていき、仕上がったのが写真の文字達です。もう凄すぎて絶句。ずーっと眺めていたくなるくらい素敵な文字におこしてくれました。後は農家であり、デザイナーでもある、たいこやの森田さんに託します。大切なイセヒカリにとても素敵な華を添えていただきました。お米もラベルも本当に楽しみです(^^)