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NaturalEggLab

生産者のお便りとお知らせ
鳥インフルエンザと採血 2025.11.17 Instagram post
10時間前
鳥インフルエンザと採血 2025.11.17 Instagram post

今年も採血が無事に終わりました。
(血液検査の詳細な結果は1ヶ月後)

例年の如く全国では鳥インフルが続き、
多くの鶏たちが失われています。
一所懸命に生きていた命に、
心から感謝を。

こうして毎年検査を受け入れるのは、
鶏たちの健康確認だけでなく、
平飼い・放牧という飼養法の「信頼」に繋がると信じているから。

ただ、受け入れるたびに要らぬ心配もつきまとい、
来年はどうしようか…と
胸の奥で揺れる気持ちもあるのが、
正直な気持ちです。

それでも、
うちの鶏たちは今日も元気いっぱいで、
採血中も道具をつついたり...
困らせていました。(毎年毎年...笑

目の前の命に誠実に、出来ることをひとつずつ。

いつもありがとうございます🙏

–平飼い放牧卵itadaki–

#naturalegglab
#放牧卵 #itadaki #平飼い卵
#farmtotable #pasturedeggs

~Chefs’ Voice ~ 2025.11.11 Instagram post
2026/02/09
~Chefs’ Voice ~ 2025.11.11 Instagram post

なによりも「本物だから」 と。
彼は、最初にこう力強く語ってくれた。

それは、
比べて良かったから選んだではなく、
選ぶ理由が先に “そこにあった” という言い方だった。

香りがクリアで、嫌みがなく、
鶏が無理なく過ごしている時間が
そのまま “香りの質” に出ている、という。

生卵の状態でもわかるけれど
ゆで卵にすると、その差がより鮮明になる。
足さなくても成立する “自立した味”。

一般的な量産卵は 、
風味はあっても “味わい” そのものが立っていない。
だから味付けが必要になる──と。

「食べればわかる」というのは
乱暴な言葉に聞こえるかもしれない。

でも、あえてそう言いたくなるくらい
きちんと “味がある” 卵だ、と彼は言う。

そして最後に
「山野さんのまっすぐさが卵に息づいている」と
静かに、はっきり、言葉を残してくれた。

〈井上稔浩シェフ pesceco/Shimabara Nagasaki〉

人間の都合 2025.11.15 Instagram post
2026/02/09
人間の都合 2025.11.15 Instagram post

「人間の都合」
で行う動物との営みや、動物への向き合い方を、

「すべて悪いものだ」と語られることがある。

確かにそう思う瞬間もある。

でも、私は全てがそうだとは思わない。

偏った言葉は、わかりやすい。
時に必要なときもあると思う。

だけど、そのわかりやすさに寄りすぎた時、
生まれるものはなんだろうかと。

理解なのか。

対立なのか。

それとも、
大切なものを見えなくする「壁」なのか。

物事は、一つの正義で語れるほど単純ではない。
鶏と人との関係も、もっと長くて深いはず。

その間には、
名前のつかない感情や、
誰にも見えない日々の積み重ねがある。

そしてそこには、
数え切れないほどの「選択」があって、
そのひとつひとつに、
誰かの願いや迷いが宿っている。

どちらが正しい、間違っていると
簡単に言えるほど、
いのちに関わる営みは平らではない。

「正しい形」だけで割り切れないものが、
たくさん息をしている。

だからこそ、
私は善悪の議論よりも、
どう誠実でいられるかに向き合い続けたい。

答えを急がず、
すぐに誰かを裁かず、
ただ目の前のいのちと、
自分の心の揺れに嘘をつかないこと。

その静かな選択の積み重ねが、
いつか道になると信じている。

–平飼い放牧卵itadaki–

「現在地」 2025.11.5 Instagram post
2026/01/29
「現在地」 2025.11.5 Instagram post

今年もこの季節がやってきました。
これからしばらく、放牧はお休みします。
(鶏たちの健康状態を観て、必要と判断すれば時折出す事もあると思います。)

行政の指導に従い、鳥インフルエンザなどを考慮し、今後もこの放牧養鶏というスタイルを続けるための選択です。
今年も全国にいる鶏たちの無事を願います🙏
(このことについては以前から投稿していますので、過去の投稿をご覧いただけますと幸いです。)

昨年の今頃は、
積み重ねてきたものがようやく形になりはじめ、
新しい鶏舎もでき、
みんなが卵を産み始めてくれて、

「ここからまたよりよくしていける」と
未来を見ていました。

その矢先に、野生動物による被害を招いていしまい、
一旦、
全てが止まりました。

ほぼ「無」から立て直すことは、
言葉にすると一行ですが、
実際は何百日、それ以上にかかること。

時間も、

お金も、

力も、

心も..

今もまだ、私はその途中にいます。
もがきながら、手探りで、
それでも前に進もうとしているところです。

たくさんの方にご迷惑をおかけしました。

自分の至らなさで、
裏切る形となってしまったこともあります。

本当に本当に、申し訳ございません。

今はそうした反省を生かすため、立て直すことに全力です。

また、
たくさんの方に応援いただいています。

共に進んでくれる仲間もいます。

感謝の気持ちで、
いい仕事ができるよう、今後も日々取り組みます。

と言いながら、
どうしても現実を見ると、真っ暗でしかなく、
折れそうになることばかりです。

ただ、
そうした時も、
励ましてくださる方々、
皆さんのお声に救われています。
本当にありがとうございます。

そして、
毎朝、鶏たちがいること。
心から救われます。

鶏舎を開けるときの緊張は未だ拭えません。

早朝の雄叫びが聴こえるてくると、
本当にほっとします。本当に..

そして、
この小さな身体から、
卵をもたらしてくれるということ。

それは「生産」ではなくて、
いのちが、いのちを分けてくれているということ。

受け取るたびに、
まっすぐに
「ありがとう」
と改めて思います。

これからも、
その感謝ごと、
あたたかいまま、
受け取ってくださる方のもとへ、大切に届けて参ります。

またここから、

一歩ずつ。

よりよい未来を。

–平飼い放牧卵itadaki–

#naturalegglab
#放牧卵 #itadaki #平飼い卵
#farmtotable #pasturedeggs

小さな呼吸2025.10.10Instagram
2026/01/23
小さな呼吸2025.10.10Instagram

卵は、静かに呼吸しています。
産まれたその瞬間から、殻の表面にある無数の「気孔」を通して、空気とわずかに触れ合いながら、内側の世界を保っています。

一個の卵には、およそ7,000もの小さな穴があり、そこを通して水分や二酸化炭素がゆっくりと出入りします。生き物として呼吸をしているわけではありませんが、殻の内と外では、確かにガス交換が行われています。その穏やかな営みが、卵の鮮度や味わいを支えています。

卵の丸いほうには「空気室」と呼ばれる小さな空間があります。ここは殻の内側で生まれた、外の空気とつながるための場所。保存する際は、尖った方を下に、空気室を上にすることで、卵の中の環境はより安定すると言われています。

いのちは、目に見えないところで静かに続いている。
卵は、その小さな呼吸を通して、私たちにそれをそっと教えてくれます。
手のひらに伝わる温もりの奥に、確かな時間の流れを感じながら、今日も食卓へと届けています。

 「卵よりも先に、鶏たちの暮らしがある。」
2026/01/12
「卵よりも先に、鶏たちの暮らしがある。」

自然や鶏たちのリズムにゆだねると、
思い通りにならないことも多い。

それでも、
その流れごと大切にしたい。

卵は、
その先から生まれる尊い恵みだと思うのです。

そうして生まれた卵は、
日々の食卓にそっと寄り添い、
あたたかさを運んでくれると信じています。

卵よりも先に、
いつも、鶏たちの暮らしがある。

———

私が養鶏を始めたときから、ずっと大切にしているのは「結果」よりも「過程」です。

何個産めるか、どれだけ効率よく育てられるか。
そうした数字よりも、鶏たちがどんな一日を過ごしているか、
数字よりも、そちらの景色のほうを見つめてきました。

朝、放牧場の扉を開けると、鶏たちは一羽ずつ外へ出て、土をついばみ、草を食べ、
砂浴びをし、風や光の中でそれぞれの時間を過ごします。
雨の日も、寒い日も、暑い日も、その日の空気を全身で受け取りながら生きています。

もちろん、自然にゆだねるということは、安定しないということでもあります。
天候や季節、鶏の体調によって、産卵数が減ることもあります。
発送をお待たせしてしまうこともあります。

そんな時、申し訳なさと同時に、
「それでもこのやり方を選びたい」と思う自分がいます。

卵は目的ではなく、暮らしの先に生まれるもの。

鶏たちの一日一日があって、ようやくそっと手のひらに届く贈り物だと感じています。

その卵が、皆さんの食卓に並び、誰かの朝を支えたり、家族の会話を増やしたり、静かな幸せの時間をつくることができたなら、これ以上うれしいことはありません。

「卵よりも先に、鶏たちの暮らしがある。」

その当たり前を、これからも大切にしながら、
今日も放牧場で、鶏たちと同じリズムで一日を重ねていきます。

NaturalEggLab 山野暖尭

歩幅を合わせて2025.9.25Instagram
2025/12/21
歩幅を合わせて2025.9.25Instagram

太陽と風と、
土の上で生きる鶏たち。

朝の光に合わせて動き出し、
風の匂いや空の気配を感じながら、
今日という一日を重ねていきます。

そのリズムを守ることが、
私がここで生きる理由です。

卵を求めるだけなら、
もっと効率の良い方法もあるのだと思います。

いや、あります。

数を増やし、
時間を短縮し、
管理しやすい形に整えれば、
もっと早く、もっと多く、
手に入るものもあるでしょう。

それでも私は、
鶏の歩幅に合わせて、
季節に合わせて、
その「遅さ」を受け入れることを選びました。

雨の日も、
風の強い日も、
鶏たちの一歩一歩に寄り添いながら、
暮らしを整えていく。

鶏のリズムに寄り添うことは、
命と向き合うこと。

効率では測れない時間の中で、
今日もまた、
同じ歩幅で進んでいます。

-放牧鶏「暖鷄」-

#naturalegglab
#放牧卵 #itadaki
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秋をかじる2025.9.22Instagram
2025/12/21
秋をかじる2025.9.22Instagram

朝晩の空気が、少しひんやりしてきて、
放牧場にも、秋の匂いが
そっとただよいはじめました。

夏の名残を含んだ風の中に、
土の湿り気や、草の香りが混じるこの頃。
季節の変わり目を、
鶏たちは人よりも早く感じ取ります。

今日は、そんな秋の味覚、かぼちゃ。

まるごと、ぽとりと放牧場に置くと、
その音を合図にしたかのように、
群れのみんなが集まってきます。

皮も、種も、
余すことなく、夢中でつつく。
その姿は、
実りの季節を全身で味わっているようです。

季節の恵みをいただきながら、
体の中から、ゆっくりと整えていく。

夏の疲れを癒し、
これから訪れる冷たい風にも、
静かに備えていく時間。

季節とともにめぐる、
鶏たちの暮らし。

人の都合ではなく、
いのちの歩幅で進んでいく。

そんな秋の放牧場の日常です。

-放牧鶏「暖鷄」-

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「羽が舞う季節」2025.9.17Instagram
2025/12/21
「羽が舞う季節」2025.9.17Instagram

秋は、「換羽」と呼ばれる
自然な羽の生え変わりが多くなる時期と言われています。

この換羽が起こると、
鶏は一度産卵を減らしたり休んだりしながら
新しい羽に生え変わり、

その後産卵を再開すると卵の質が整ったり、
一定期間安定して産卵が続くようになります。

多くの養鶏場では、
この自然な換羽のサイクルを
人為的に利用するために「強制換羽」を行います。

具体的には、エサや水をストップしたり、
極端に減らしたり、栄養価を下げたりして
鶏に一時的な休止期間を作り、
その後一斉に産卵を再開させることで
産卵サイクルを揃えます。
これによって、
卵の質や産卵のペースを人為的に整えることができます。

一方、こちらではそのような強制換羽は行いません。

また、ここの環境では、
鶏たちは秋だから特別というわけではなく、
一年を通して自然なペースでゆるやかに換羽を迎え、
私はそのリズムを大切に見守っています。

そうして鶏たちが自然の流れの中で羽を整え、
また新たな命を育んでいく姿を見ると、
私たちも自然のリズムに寄り添うことの大切さを感じます。

その営みは、
私たちにとって「効率」では測れない豊かさを教えてくれる。

羽が舞う一瞬一瞬が、
ここで生きる時間の証なのだと気づかせてくれます。

あなたはどう思いますか?

-放牧鶏「暖鷄」-

#暖鷄 #itadaki #harudori
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#farmtotable

一本の柱2025.9.16Instagram
2025/12/21
一本の柱2025.9.16Instagram

放牧場の真ん中で、
胸を張って立つ一羽の雄鶏がいます。

朝一番のコケコッコーは、
群れのボスが最初に鳴く声。
それに続いて、ほかの雄鶏たちが
一羽ずつ、順番に鳴き始めます。

その声を合図に、
放牧場の一日が、静かに動き出します。

危険が近づけば、鋭い声で知らせ、
雌鶏たちを安全な場所へと導く。
餌を見つければ、やわらかな呼び声で
仲間を呼び寄せます。

群れの真ん中に立つ、
一本の柱のような存在。

その背中があるから、
鶏たちは安心して土をついばみ、
思い思いに砂浴びをし、
それぞれの時間を過ごすことができます。

威張るのではなく、
群れが心地よくいられる空気をつくることで
リーダーシップを示す。

今日も放牧場では、
群れのボスが、
強さとやさしさをまといながら、
導くということの重みを、
静かに教えてくれています。

-放牧鶏「暖鷄」-

#暖鷄 #itadaki #harudori
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