新米特集

生産者のお便りとお知らせ

とうもろこしのヒゲが出てきました!

ハウス内の様子

だいぶ暖かくなり、背丈は大きいもので2メートル近くあります。水分も十分に与えているので、良い感じで大きくなっています。しかし葉色は若干黄色く見える部分もあり、栄養分が少なめのようにも感じますが、背丈はだいぶ高いのでそれほど影響はないと思います。

恐らく株元の草に栄養を取られている影響かもしれませんが、ハウス内の環境を考えると、とうもろこし残渣や株元の草を漉き込み、有機物の分解が更に進んでいけば、これからもっといい環境になるはずなので、今後が楽しみになりますね。

しかし化学肥料と異なり有機物の分解は時間がかかるので、今回の栽培には間に合わないかも。。でも有機栽培で効果が現れるのは時間がかかるものですし、この営みを続けることが大事なんでしょうね。

ハウスを建てて初めての栽培ですし、現時点では概ね順調だと思います。

絹糸(メシべ)が出てきました

ヒゲのように見えるのが、メシべになります。 このヒゲ一本一本が実に繋がっているので、実の詰まったとうもろこしにするためには、すべてのヒゲに受粉させる必要があります。

自然界では、花粉が風に乗って受粉するのですが、ハウス内で栽培しており風が弱いため、受粉作業をする予定です。と言っても、通路を練り歩いて幹を揺らすだけなんですけどね(笑

絹糸が出てきてから積算温度で520度が、この品種の食べ頃です。積算温度計の設置も完了しました。 収穫する際はひげの色を見て判断するのですが、ある程度そちらで目安をつけようと考えています。

収穫期が近づけばまたご連絡をいたします。 いい実ができますように!

もりもり農園(長野)長野県(農業(野菜))

有機農業に惹かれ、脱サラして大阪より長野県南部の伊那谷と呼ばれる地域に移住しました。ここ伊那谷は、中央アルプスと南アルプスに挟まれ天竜川に沿って南北に伸びる盆地です。3000メートル級の山に挟まれた地形のため寒暖差により野菜や果物が美味しく育ちます。農薬や化学肥料を使わないのはもちろん、動物性の肥料は使わず植物性の肥料を使った循環型農業をすることで、環境にもやさしく「野菜本来の旨み」を提供できると信じています。自然相手に日々勉強ですが、皆さんに「ここの野菜、美味いやん」と思って頂けるよう頑張っています。熱い思いとともに、まずはご賞味あれ!

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