そもそも、オーガニック(有機)とはなんなのか
まずは言葉の定義を、ネット辞書コトバンクから引用。
「有機化合物」
炭素を含む化合物の総称。…元来は有機体すなわち生物に起源を有する化合物の意で呼ばれ、生命力によって作られるとされていた。1828年に尿素が人工合成され、無機物から合成できることがわかった。
…つまり、化学の世界で、もともとは「生命体で作られ、無生物の環境にはないもの」と考えられていた物資。それが有機化合物。今では人工的に作られるようになりました。
「有機」
1 生命力を有すること。生活機能を有すること。
2 有機物の性質をもつこと。
3 「有機化合物」「有機化学」などの略。
そして農法としての「有機(オーガニック)」は 農薬や化学肥料に頼らず、太陽・水・土地・そこに生物など自然の恵みを生かした農林水産業や加工方法をしめし、
IFOAM( 国際有機農業運動連盟) は、オーガニックの原則として「生態系」「健康」「公正」「配慮」の4項目を掲げているそう。
https://www.jona-japan.org/qa/
どうですか?思ったより、壮大な話じゃありませんか?! つまり畑の、野菜の作りの問題だけではない。それが本来の「オーガニック」の意味のようです。

産業としての有機農法
先に見たように、有機農法は、ただしくは、自然農や自然栽培もその定義に含まれますが、ここではいったん、日本で「有機農法」を名乗っている場合の、一般的な特徴を押さえておきましょう。
◎中規模から大規模が多く法人化されている場合も。自然農や自然栽培では法人化は稀です。
◎大型機械を使用し、耕うんする頻度は慣行農法とあまり変わらない
◎動物性堆肥をはじめとして積極的に有機肥料を使用する。
◎有機JAS認証の取得していることが多い 規模が大きい場合には大きな市場を販路としなければなりませんが、一般市場では認証がないとオーガニック表示が一切できず、価格を上乗せすることができません。
◎生協などの出荷先 有機JAS認証がない場合も、生協やオーガニックショップの独自基準で出荷が可能です。JAなどの出荷場で、特別栽培として出荷するケースもあります。
農薬と化学肥料を使わないという点をのぞけば、慣行農法と同じような工程で機械や資材を投入し、量産と安定供給を目指している農法と、考えられます。

有機JAS認証はあまり農法にリンクしていない…かも?
ここまで違いを見てきた自然農、自然栽培、有機農法… ですが、本来の有機という言葉にはすべて含まれるので、有機JAS認証の対象となりえます。
例えば、農法的には自然農法で、有機JAS認証を取得している農家さんもいます。 有機JAS認証は、販売戦略のために選択されます。はじめに述べたように、使用を認められている農薬もあるので、農薬不使用であるかどうかは生産者により異なります。
そして認証には多大の労力とお金がかかるんですよね… 品目ごとに申請しないといけないので、30も40も栽培している当園ではまず無理ゲーです( ̄▽ ̄;)
