春が過ぎ、梅雨の頃になると爬虫類がよく目の前に姿を現します。
マムシという毒ヘビは絶対に出会いたくないのですが
それ以外の蛇ならちょっとビックリするくらいでお互いにやり過ごせます。
いつも果樹畑には黒いのと茶色いのが一匹必ずいます。
今年は茶色い子だけよく見かけます。
黒い子は一回も出会っていません。
蛇は冬眠できるので、何年か生きる生き物です。
見かけないと心配になってきます。元気なんだろうか?天寿を全うしたのだろうか?と。
そんな蛇には驚いたことがあります。
防鳥ネットの支柱の上(2mほどの高さ)をスヌゥ〜っと進んでいるのです。
「え!」と驚くと同時に、こんな高い所に登れる。という事実にハッとします。
蛇には手足がないから、私の頭の中では地面を這うイメージが大方になっているのです。
起きている時間の大半を空想の世界で過ごしていた子供の頃にはありえない思考の老化現象です。
蛇に、楽しかった子供の頃の思考回路を思い出すように促された気がします。
子供の頃、生き物と話ができました。(勝手に子供の私が自分で二役して会話しているのですが、何とでも会話していました。ありやダンゴムシ、
てんとう虫・・・)
ブルーベリーの木で休んでいる茶色い子に再び出会いました。
多分ネットを登っていたあの子です。
スルスル〜とどんな場所も滑り台のように進んで、草の中に消えて行きました。
また、生き物と話せるようになるかな?
どこに、いるかわかりますか?↓