六万円、十万円・・・。
なかなかのお値段ですので、妹は毎年姪っ子のご希望にうやむやな返事です。(笑)
その姪っ子と吉野山を手を繋いで会式を見に行きました。
法螺を見つけると値段を独り言のように言っています。
もっと安いのが別のお店にはあることも、私に説明してくれます。
なんでもたやすく手に入れられる時代に、手に入らなくて目をハートにして何年も恋い焦がれている。
なんだか可愛らしいし羨ましい。
きっと大人になったら、そんな記憶もなくなってしまうだろうから
おばちゃんがここに記しておきます。
会式の行列で行者さんが順番に法螺を吹きます。
顔を真っ赤にして吹き終わった後は、汗が滲んでいます。
姪っ子は吹き終えた行者さんを見ながら私に「上手やったな。」
と。
小さな手をぎゅっと握りながら、この記憶忘れまいと思うおばでありました。