2024/09/26
佐田岬半島名取で中晩柑の柑橘を栽培しています。
2019年から少しづつ農薬、化学肥料、除草剤を使用しない柑橘栽培に切り替え始め、今年は約80%をリジェネラティブ農業に切り替えました。
リジェネラティブ農業とは再生型農業のことです。未来に向けて、環境をもとに戻すような努力が必要なのでは考えたどり着きました。
人間の体にいいものを作るのはもちろん、他の生き物、海や山、土や水など環境のことも考えていかなくてはと考えています。
人間が健康になることはもちろん、農業をすることが環境のためになるという新しい価値観を世の中に広めていき、持続可能な農業にするのが目標です。
そのために、「土」にこだわり、土を再生させる栽培方法に取り組んでおり高齢化で農業をやめていく園地を受け継ぎ、リジェネラティブ農業に変えています。
この農業を広めるためには、消費者の皆さんの理解も必要なので、商品を届けることと一緒に、新しい農業の価値観を伝えていきたいです。
他の農家さんも慣行栽培ではなく、無農薬になって欲しい。自分たちが手本になって、続いてきてもらえるような農業を目指しています。
また、農業が脱炭素にも繋がることが世界では認められており、それを証明するための土壌の研究も今後は行っていきたいと考えています。
「土に価値をつける」販売もおこなっていきたいと考え、加工品は、添加物は一切使用せず、ジュースは柑橘を絞っただけのストレートジュースに。
柑橘の味をそのまま活かした新たな製法のコンフィチュールのようなジャムは、砂糖もてんさいを使用しています。従来型のジャムも柑橘と砂糖のみのジャムです。
加工は、こだわりの会社で行っており、プレミアムジュースは、なかなか他ではない濃厚なジュースになりました。
ジャムは宮崎のジャムソムリエの方にお願いしていて、果実をそのまま食べているかのようなジャムになっています。
今後加工品も増やしていく予定です。
ユウギボウシ愛媛は、代表の宮部がメインで栽培に従事し、私大橋が販売促進などを行なっています。
宮部は実家が柑橘農家をしており、佐田岬かた3時間くらいの新居浜市で自転車屋をしていたころから週に一度佐田岬に帰り手伝っていました。
2015年、佐田岬に戻ってきた宮部は当初から除草剤は使用せず、みかんの木にとってどんな状態がいいのかを考え徐々に農薬を少なくしていきました。
そして2019年、知人に農薬を使用していない柑橘が食べたいと言われ、一部の園地を農薬や肥料を使用しない栽培方法に切り替えたのです。
私は佐田岬へ移住し、町の観光の仕事をしていました。
ある時、インバウンドの視察に来た方をアテンドしていたら、農薬を散布している農家さんに遭遇。
良いお客さんを海外から呼ぶためには、この農薬をやめないといけないと言われ、私達日本人の意識の低さを改めて知りました。
元々、汚染される水について考えていたこともあり、柑橘王国の愛媛の栽培を持続可能なものにするためには、今の農法を変えていかないといけないと思い始めていた時でした。
そんな時に出会ったのが宮部です。二人の考えが一致し、2021年から二人でこの活動を始めて少しづつ広めていっています。
こだわっていることは「土」です。
除草剤、農薬、化学肥料を使用しないことはもちろんですが、草をあえて全部刈り取らない。できるだけ園地の中で循環させる。昆虫や動物など多様性を大事にする。
剪定した枝で炭を作り、炭素を土の中に戻すことや、炭を使うことで少しでも早く土の中の微生物を増やすようにしています。
また、常に園地を、木の剪定方法を考えたり、風の通し、光の当たり具合など、今みかんの木に何が必要なのかを日々考えています。
栽培で気をつけていることは、多様性です。
宮部は園地で柑橘と向きあっている時が一番楽しいと言います。
私も園地にいる時も好きですが、私は当園の柑橘を食べておいしいと言ってもらえることがとても嬉しいです。
私も宮部も、柑橘に携わることは「働く」という意識ではないと思います。
私達ができることで少しでも地球の環境がよくなるようにと考えながら活動をしているので、この活動は私達の生きる意味みたいな感じです。
ただ、柑橘が売れないと他の農家さん達に広がっていかないので、きちんと収入を得ながら、この栽培方法に変えていく仕組みを作りたいと思っています。
そのために、「土」に価値をつけるということを、ぜひ実現したいと日々奮闘しております。
そして、日本の農業が、地球に負荷をかける農業ではなく、地球のためになる農業へとシフトできるようにしたいと思っています。
消費者の皆さんに農業のことをもっと知ってもらうために、オーナー制度をやっていて、オンラインで毎月園地から配信もしています。
もっと多くの人に農家の仕事を知ってもらったり、環境を改善することがなぜ必要なのかを伝えていきたい。
新たな価値観を、世界にも発信していきたいと考え、輸出にも取り組んでおり、海外に拠点ができたらいいなと思っています。
若い人達が農業に取り組めるように、私達が新たな道を切り開いていきたいです。
環境のことを一緒に考えてくれる人。本物を探している人。私達の取り組みに共感してくれる人と繋がることが嬉しいです。
健康や自然環境のことを考えている人にはもちろん、私たちの商品を通して関心を持っていただけると幸いです。

「ユウギボウシ愛媛」では、リジェネラティブ農業に取り組み、土壌を活性化し、他の生物と共存できる環境づくりを目指しています。
この取り組みは、自然環境の回復と持続可能な農業を実現するためのものです。
当農園で育てた柑橘類は無農薬・無添加で、自然の力を最大限に活かして大切に育てています。
また、これらの柑橘を使った濃厚で爽やかなジュースや体に優しいジャムなど、自然と調和したおいしさをお届けします。
小さなお子様にも安心してお召し上がりいただける商品です。

