椿メロンへの愛
長崎県五島列島で椿メロンを栽培しているやしろ農園です
私たちにとって、メロンは単なる農産物ではなく、愛情を注いで育てた我が子のような、作品のような存在です。
メロンの栽培には、多くの手間と時間がかかります
ひとつひとつの作業がとても重要で
土の耕し、ぼかし肥料、発酵肥料、海水の割合と、緻密に計算して、記録をとり、改善して次に活かしています
新たな挑戦もしたい、新しいものも取り入れたい
でも新しいものが必ず美味しいメロンになるかはわからない
そのため、少しづつ、ゆっくりと加えたり引いたりしながら調整を重ねます
劇的な変化はなく、1年に1度の栽培のため、もどかしく、また来年また来年と 収穫が終われば寂しくなり、始まると大変だけど楽しみになります
収穫に至るまでの日々は、決して楽なものではなく
ハウスの中の作業は40度近くにもなることもあるし、機械化できる作業も少なく、 手作業で芽を摘み続けたりする作業は気が遠くなる作業のひとつです
温度や水の管理でハウスを開けたり閉めたり、手も目も話せない数ヶ月が始まります
食卓でもメロンの話が多くなり、本当に我が子のよう
確かに環境や肥料は大事だけどこの愛情が美味しい秘訣かな♪ と思っています