立冬を迎えると、だんだん体は冬の準備を始めます。 冬養生のキーワードは「補腎」、「閉蔵」。
五臓の「腎」を養い体の土台を強くし、 気血を補って蔵の戸を閉じて蓄え 外からの寒さや消耗から守ります。 11月の薬膳茶は、 気血を養い、血行を良くして体を温め 腎を強くする働きがあります。

お茶の働き:補血・補腎・活血 配合:なつめ・桂皮・紅花・女貞子
≪効能≫ なつめ :気血を補う代表的な薬膳生薬。 血が不足する方や女性に特におすすめ。 胃腸を養い体を元気にする働きがあります。 また精神を安定させ眠りを深くする働きもあります。
桂皮 :五臓すべてを温め気血の巡りを良くします。 特に腎を温め、秋冬の冷えによって消耗しがちな陽を補います。 ※陽とは体温を保つ、代謝促進、やる気などのエネルギーのことを言います。
紅花 :体を温めながら血をスムーズに巡らせる働きがあります。 ※配合量は少なめですが妊娠中の方は控えた方が安心です。
女貞子
:黒い種のような生薬で日本名はネズミモチと言います。
老化に関わる五臓の「腎」を強化し、内側から潤いを増やします。
白髪や脱毛、足腰のだるさ、眼精疲労、ほてりなどにも良いです。

作り方の目安 :300~350mlの熱湯で8~10分 ※急須やマイボトルなどで入れることを想定しておりカップ2杯分取れます。
うぶすなにて、1回分に分包しています。 紙製のティーパックを使用していますので、 マイクロプラスティック溶け出しの心配はございません。
今月もすこやかに過ごされますように。
