うぶすな定期便に同梱している薬膳茶のご紹介です。 毎月、季節にあわせて、 福岡”安樹堂”の漢方薬剤師・矢野久美子先生に オリジナルでブレンドいただいています。
8月の薬膳茶【和中枇杷茶】
晩夏の季語に「枇杷葉湯」という言葉があり 江戸時代には暑気払いのお茶として愛されてきました。 枇杷の葉は熱を冷まし胃腸を養う働きがあります。 また「和中」とはおなかを整えること。 中(胃腸)を和す(調和する)という意味です。 暑さや湿気、冷たい物の取りすぎで 疲れた体を癒す養生茶です。

お茶の働き
配合:枇杷葉・茴香(ウイキョウ)・生姜・薄荷
≪効能≫ 枇杷葉 :民間療法では様々な薬効があることから、お茶、薬草風呂、お灸などに使われます。暑気あたり、食欲不振、食中毒予防、下痢など夏に起こりがちな不調によいです。
茴香 :ハーブではフェンネルと言います。消化を助け、おなかを温めて腹部膨満感を改善します。
生姜 :冷たい物の取りすぎで冷えたおなかを温め消化を高め吐き気を止めます。 胃腸の働きを整えるので食欲がない時にもおすすめ。
薄荷 :爽やかな香りは食欲を高めます。 また気のめぐりをよくして頭をスッキリさせます。

作り方の目安: 300~350mlの熱湯で7分~10分(好みに応じて調節) ※急須やマイボトルなどで入れることを想定しておりカップ2杯分取れます。 うぶすなにて、1回分に分包しています。 紙製のティーパックを使用していますので、 マイクロプラスティック溶け出しの心配はございません。
8月もすこやかに過ごされますように。
