大雪(12月7日~12月21日頃)雪いよいよ降り重ねる折からなればなり
冬至(12月22日~1月4日頃)日南(みなみ)の限りを行(ゆき)て、日の短きの至りなればなり
寒さがひとしお身に染みる季節となりました。冬は明るい星が多く、星空が美しい季節です。
冬至は、日の長さが一年で一番短く、そこから徐々に日が長くなります。
まだまだ寒さは厳しいですが、これから夏に向けて日照時間が長くなっていくと考えると気分も明るくなります。
冬至に陰が最も極まって、陽に転じる意味から「一陽来復(いちようらいふく)」ともいわれます。
悪いことが続いたあとに、ようやく物事がよい方に向かうことを意味する四字熟語です。
生活
冬は、恐れの感情に支配される季節と考えられています。
不安を感じたり、過去のトラウマにとらわれたりしていませんか。
恐れの感情や不安な気持ちが芽生えやすい季節であることを前もって認識しておくことが大切です。
また、どうしても気になってしまう事柄がある場合には、現在の気持ちやその理由、関連することを紙に書き出してみましょう。
体の外に出すことで、頭の中が整理できて、自分の内面を客観的に見ることができます。
食養生
身体が冷えると血(けつ)や水(すい)の巡りが滞り、さまざまな不調につながります。
熱性、温性の身体を温める食材を取り入れましょう。ニラやシナモン、八角は体内を温めるといわれます。
また、胃腸を温める食材の鮭や鶏肉、味付けでは唐辛子や生姜、にんにくをプラスするのもおすすめです。
旬の食材
ブロッコリー、ほうれん草、かぶ、大根、ネギ、春菊、イモ類など。 うぶすなでは季節によって商品の野菜が入れ替わります。 旬の食材は栄養価が高く、味が濃くておいしいです。ぜひご家庭でも取り入れてみてください♪