白露9月7日~9月22日頃 陰気ようやく重なりて露凝りて白色となればなり
秋分9月23日~10月7日頃 陰陽の中分なればなり
日ごとに風が秋めいてきました。朝晩が涼しく過ごしやすい気候です🍂 よく晴れた夜に、地表の熱が宇宙へと放出されて、放射冷却が起こると大気が冷えます。 そして空気中の水蒸気が草花におりて朝露となり、朝日を浴びて一面が白く見えます。 この時期は「白露(はくろ)」と呼ばれています。
9月23日は秋分の日。 この日は、昼と夜の長さがほぼ同じになります。 秋分の日を中日として、前後3日間を合わせて7日間が、秋のお彼岸の期間となります。
牡丹の花が咲く春のお彼岸にお供えするものは「牡丹餅(ぼたもち)」。 萩の花が咲く秋のお彼岸にお供えするものは「御萩(おはぎ)」といいます。 それぞれの花に見立て、こしあんが牡丹餅、つぶあんが御萩という説もあります。
祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ日として定められている秋分の日。 ご先祖さまへの供養を通して、今の自分のあり方を顧みるきっかけになります。 また、迷い、悩める今を過ごすことができることへの感謝の気持ちを改めて感じられる日です。
生活
肌寒くなり、物寂しさを感じるときには、その日の良かった出来事を3つ思い出してみましょう。 人の脳は、ネガティブなことを強く心に刻む傾向があります。 これは、本能的に危険を回避するために備わっている脳のシステムです。 1日に1度、意図的に自分のいいところを認める機会を作って、心穏やかでいられる仕組みを作りましょう。
食養生
秋は肺の養生が大切といわれています。 この季節は、空気が乾燥して体内の水分が不足しやすいです。 山芋やれんこん、白きくらげ、白ゴマ、梨などの「白い食材」は身体を潤してくれます。 日々のお食事に取り入れてみてください♪
旬の食材
かぼちゃ、れんこん、きのこ類、イモ類、ごぼうなど 旬の食材は栄養価が高く、味が濃くておいしいです。 うぶすなでは旬の食材を取り入れたメニューをご用意しております。