新春感謝祭(福袋)

生産者のお便りとお知らせ

春の味覚 フキノトウの天ぷら

家の周りでフキのトウが出てきましたので、年に一度この時期だけする天ぷらで。 小麦粉ではなく、ヒヨコ豆を粉にした「べサン粉」で揚げました。パコラというインドの天ぷら風です。グルテンフリーなベサン粉はクッキーやマフィンなどのお菓子を作る際など小麦粉の替わりとして活用できます。

12年前、オーガニック先進国のカナダにファームステイした際、オーガニックマーケットでベサン粉のお菓子を初めて食べ、米粉以外の小麦粉代替品を知り衝撃を受けました。日本よりグルテンアレルギーを持つ方が多いカナダの実際に触れた経験でした。

一緒に菊芋もパコラ風に揚げてみました。 揚げる時間の長さによってシャキッと食感やフワッと食感と違いを楽しめます。 私は長めに揚げて、外はサクサク、中はフワフワが好みです。 菊芋はクセがないので、にんにく・生姜・醤油で唐揚げのようにしたり、スパイスなどで下味つけたらバラエティ豊かに楽しめそうですね。 今後、色々試していきたいです。

とよくに農園大分県(農業)

「名水の郷」大分県竹田市の南方、祖母山麓の小さな村「倉木」に『とよくに農園』はあります。標高350m、四方を山々に囲まれ盆地を形成する倉木は昼夜の寒暖差に富み、豊かな湧水に恵まれ、かつてよりお米の名産地として知られています。
私たち『とよくに農園』のお米ははそんな倉木で、偉大な先人たちの智慧を借り、稲本来の生命力を発揮させ、水田植物や小生物・微生物の特性と営みを活かし、農薬や肥料・除草剤を使わず、太陽や湧水をはじめとした大自然の恵みのもと、おかげさまへの感謝を心に、見守るように育てています。

屋号「とよくに農園」
お米づくりとは言いますが、自分が作っているという感覚は薄く、この豊の国の大自然が育ててくれているという実感を強く持っています。また、稲作を起点とした様々な取り組みを通して、地域に貢献したいという想いから、「豊の國」大分の大自然による、「豊の國」大分のための農園として、とよくに農園と屋号を決めました。

理念 「もっと、豊の國にしよう」
豊の國の魅力を、守り続けること、再発見し再構築していくこと、新たに作り出していくことを、多くに人と手を取り合いながら共に取り組んでいきたい。
笑顔、健康、自然、未来のために「もっと、豊の國にしよう」!

テーマ「お米でできること全部やる」
とよくに農園は稲作を起点とした、様々な取り組みに挑戦していきます。
日本人の生活の中心には、つねにお米がありました。
時代が変わり、その構造は少し変わってきたようです。
とよくに農園は、今一度お米を生活の中心に据えることで、生かされている実感や、おかげさまへの感謝といったものを、ふっと抱けるようなきっかけを作れたら幸いです。

新春感謝祭(福袋)