稲さんが出穂を迎えると同時に、田んぼの中でクモさんの姿を多く見かけるようになります。稲さんが大きく成長するにつれて、風通しが悪くなり、虫さんの数も増えてきました。それを狙って、クモさんが網を張り、虫さんを捕食しています。
田んぼの中で起きる、自然界の弱肉強食の光景は、自然の営みの一部です。しかし、一般の農家では、殺虫剤によって虫やクモを駆除するため、こうした自然の姿を見ることが少なくなっています。
私たちの食べ物は、自然の恵みです。それなのに、収穫量を増やすために、化学肥料を使うことで、自然から遠ざかってしまいました。確かに、肥料を使うことで収穫量は増えましたが、その副作用として害虫の発生も増えています。肥料を施すことで、虫が増えることを知らないと、無農薬での栽培は難しいと感じるかもしれません。
安全を優先するか、それとも数量を優先するか。私たちが選ぶべき道は何でしょうか。自然の恵みと共にある農業を大切にしたいですね。
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