田んぼに水を入れるときの瑞々しい音を聴くと、癒されつつもいよいよだなって気が引き締まります。
今年も米づくりがはじまります。
米づくりにとって何よりも大切なのは、お水。 農薬も化学肥料も使わない米づくりは、慣行栽培よりもたくさんの水が必要になります。
そんな私たちの米づくりは、安塚の豊富な雪解け水に支えられています。用水路が無い山奥の田んぼも、山肌から滲み出てくる綺麗な湧水に恵まれて、お米が育ちます。
菱ヶ岳の山頂を見ると、まだ少し雪が残っていました。ちょうど山頂あたりに残った雪が「跳ね馬」に見えてくる今ごろが、安塚の田植えの季節です。
今年もここでとれたお米で、麹チーズケーキや玄米コーヒーなど、里山を美味しく楽しめるものをつくります。日本酒もまた作れたら嬉しいな。
苗の芽出も順調に進み、あとは田植えの日を待つのみです。