先月1月9日・10日、新潟市西蒲区角田浜のカーブドッチヴィネスパにて「里山ボタニカル」の展示販売会を開催しました。
里山ボタニカルは、新潟のデザイン会社「U・STYLE」の代表・松浦の生まれ育った上越市安塚区にて、里山の風景を次の世代へ受け継ぐことを目的に2020年9月に立ち上がったブランド・プロジェクトです。
自生する植物、棚田で栽培しているお米、地域内でのつながりでいただく麹や塩——————里山には、美しく保たれた自然環境とそこに古くから根付き、形成された暮らしや文化があります。この展示販売会では、美しさや生命力に溢れている里山に関心を持ってもらえることを目指しました。
『麹チーズケーキ』や『野山のボタニカル茶』、『里山ハーバリウム』のほか、安塚区に住む70代の方に作っていただいた鍋敷やほうきなどのわら道具、入浴時に愉しめる『おふろハーブ』など、今回初お披露目となる商品も販売しました。
すでに私たちの商品を所有している方や、わらで作られた鍋敷きを手に「昔は実際にわらを加工しやすく叩いていたなあ」とお話ししてくださる方、ご家庭へのお土産に様々な味の麹チーズケーキやボタニカル茶を買ってくださる方も。
土地の空気に触れながら肌感覚で察知する“何か”を手がかりに、大切な風景やものごとを残していけるよう、これらも進んでいきたいと思っています。
足をお運びいただいた方々、どうもありがとうございました。