この前、久しぶりに笹舟をつくって遊んでみたとき。まだ小さかったころのいろんなことを思い出しました。
夏休みに何週間か遊びにきていたとき。何日もいるとさすがにちょっと退屈になってきて、山でひとり遊びがはじまりました。
つくった笹舟を川に流しながら、空想の中でその舟にのって、遠くへ旅に出ていたなあ。その日も今日みたいに、ひぐらしがたくさん鳴いてたっけ。
クマザサを摘みとってみると、いろんな記憶がよみがえります。 大人になった今、そのクマザサでお茶をつくります。
野山の熊笹を一枚ずつ手摘みで収穫し、よく洗い、乾燥させ、焙煎しました。 そのクマザサにアップルミント、スペアミントを加え、スーッと香るやさしい清涼感のあるお茶になりました。
私にとっては、何年も閉まったままになっていた想い出のひきだしを、優しくあけてくれるお茶です。
クマザサは抗菌、防腐作用に優れるそうで、昔から薬草としても重宝されてきたそうです。 普段の緑茶やほうじ茶と同じ様に、日常的にお飲みいただけます。 暮らしの中で、里山をカラダにとりこむ。そんなコンセプトの野山のボタニカル茶です。 いちど、お試しいただけますと幸いです。
【野山のボタニカル茶(クマザサと三種のハーブ)原材料】 クマザサ(新潟県産)、アップルミント(新潟県産)、スペアミント(新潟県産)、コモンマロウ ※原材料の在庫状況によりアップルミントがペパーミントに変わる場合がございます。