
本格的な冬となり、鶏たちはいま産卵を少しお休みしています。
寒さが深まり日照時間が短くなるこの季節、鶏たちの体も自然と冬のリズムへ移っていきます。 季節や体調、そして群れの空気が「今は少し違うよ」と教えてくれているようです。 人の都合だけで「産んでほしい」とは言えません。もちろん産んでもらえたらありがたいのですが、その小さなサインを受け取りながら暮らしたいと思っています。
楽しみに待ってくださっている方には、本当に申し訳ない気持ちもあります。 それでも、これが鶏たちと向き合うということなのだと思っています。
最近は久しぶりに放牧場に出て、土を踏み、風にあたりながら過ごしています。 冬野菜の葉っぱもよく食べ、日向で羽を広げたり、砂浴びをしたり、みんなそれぞれの時間を過ごしています。 卵は少しお休みでも、鶏たちの暮らしは今日も変わらず続いています。
卵がある日も、ない日も、ここでは同じように一日が流れていきます。
それでいい。
それがここでの暮らしです。


