太陽と風と、
土の上で生きる鶏たち。
朝の光に合わせて動き出し、
風の匂いや空の気配を感じながら、
今日という一日を重ねていきます。
そのリズムを守ることが、
私がここで生きる理由です。
卵を求めるだけなら、
もっと効率の良い方法もあるのだと思います。
いや、あります。
数を増やし、
時間を短縮し、
管理しやすい形に整えれば、
もっと早く、もっと多く、
手に入るものもあるでしょう。
それでも私は、
鶏の歩幅に合わせて、
季節に合わせて、
その「遅さ」を受け入れることを選びました。
雨の日も、
風の強い日も、
鶏たちの一歩一歩に寄り添いながら、
暮らしを整えていく。
鶏のリズムに寄り添うことは、
命と向き合うこと。
効率では測れない時間の中で、
今日もまた、
同じ歩幅で進んでいます。
-放牧鶏「暖鷄」-
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