小さなオーガニックお菓子工房「Mu」について

京都の宇治市でオーガニック素材にこだわったお菓子を作っています

Muは京都府宇治市に嫁ぎ、二児の母で主婦の私が2023年に始めた小さなお菓子工房です。 オーガニック、卵、小麦、乳、白砂糖使わず、アレルギーの人や、砂糖をできるだけ使わず、その代わりに麹で甘みを出しています。油も少ないので妊婦さんや、カロリーを制限されている方にも安心して食べられるように素材はもちろん調理器具にもこだわり、見た目にも可愛らしさを心がけたお菓子を作っています。 今は麹の甘味を活かしたドーナツがメインです。 しっとりふわふわで麹の優しい甘味をぜひご賞味ください!

オーガニックのお菓子を作るようになったきっかけ

私がオーガニックに関心を持ち始めたのは、子供の誕生がきっかけです。 スイーツが好きなので、妊娠してても子育てしてても罪悪感なく食べたいと思い自分で作り始めました。 それまではジャンクフードでも何でもこだわりなく普通に食べていましたが、元々小麦が体質に合わないらしく、健康的なダイエットにも良いと感じています。 子供が生まれてからは安心して食べさせられるものは何か食について考えるようになり、特にこだわるようになったのは2018年くらいからです。 コロナ禍になったのと職場のオーガニックに詳しい人の影響もあって2021年頃はノイローゼになるくらい食への意識が高かったです。 一度考え出したらとことん気になってしまう性分で、食品の安全性はもちろん調理器具の素材なども気になり出してしまい、自分で自分を苦しめてしまっていたと思います。 今は外食は楽しく食べようと心がけ、楽な気持ちも持ってきていますが、当時はとても苦しかった… 食は安全だけではなく、おいしく楽しくないといけないですよね。 そんな気持ちで見た目にも楽しいお菓子を作っています。 アレルギー対応食品に関心があるのは、周りでアレルギーのお子さんを持つお母さんたちが多いと感じたからです。 私の家族にはアレルギーがないのですが、悩むお母さんたちを見ていて私も辛い気持ちになりました。 一緒においしく楽しくおやつの時間を過ごしたいですよね。 オーガニックとアレルギーは関係しているところもあり、少しでも力になれればと思います。 今も私がコンタミまでしっかりしているアレルギー対応専門の食品を作るお店で働いているのもあり、食の知識が豊富な方々が多く色々と勉強しています。

素材へのこだわりを貫き、安心して食べられるお菓子作りにチャレンジし続けます!

実は前にマフィンを作っていたのですがマフィンでの販売は叶わずでした。 オーガニック素材が良くても、添加物やアレルギーを考えておいしく作るというのは簡単なことではありません。 もうお菓子作りはやめようかなと意気消沈していたのですが、子供たちからドーナツが食べたい!と言われたことでまたお菓子を作り始めました! お菓子工房としてやっていこうと決めたのも最近で、ドーナツの開発期間も短くまだまだ勉強不足なところはあると思います。 でも、素材集めから何度も試作を繰り返してドーナツ激戦区のたべくらさんに認めてもらえるお菓子ができ、飛び込み営業で有名オーガニック食品販売店などにも置いていただけるようになりました。 オーガニックな素材へのこだわりや安心して食べられるお菓子を届けたい!という熱意は負けません!

今後は、卵は使用しますがベーキングパウダー使わないお菓子を開発予定です。 他にも作ってみたいものやってみたいことがたくさんあり、工房を始めたことで毎日が楽しくなりました! 私自信気になるところが多いので、この部分が足りない、惜しいというものがあり、そんな自分と同じように気にする人や作る時間がない人に手にとっていただけるようになりたいです。 ノイローゼ的な症状からは脱しましたが今でもこだわれる部分はこだわりたいという気持ちはあり、添加物を取りたくないと同じような感覚で子供を持つ人に食べて欲しいと思います。 子供たちには安心安全なものを、お母さんや大人たちには罪悪感なく食べられるものを届けたいです。 そして、今までの私のように添加物を気にしない知らなかった人にもオーガニックの良さを伝えていきたいと思います!