2026/03/23
鹿児島県の西南端、目の前に東シナ海が広がる小さな町「坊津町」で、無肥料・無農薬の自然栽培野菜を育てています。
海沿いの畑は潮風の影響でミネラルが豊富に含まれ、野菜本来の旨味と甘みがぎゅっと詰まった濃い味わいが特徴です。
季節ごとに約50種類の野菜を栽培し、単品はもちろん、旬の味を詰め合わせた野菜セットとしてもお届けしています。
「安心・安全は当たり前、美味しいものを届けたい。そして、作り手の顔や想いも一緒に食卓に届けたい」。
そんな想いを胸に、毎日畑に向き合っています。
食卓で「この野菜はこんな人が作っているんだよ」と会話が生まれ、少しでも明るい時間が増えることを願いながら、心を込めて育てています。



私はもともとは車関係の仕事をしていました。
野菜作りに関心を持ったきっかけは、ガソリンスタンドに勤めていた頃に農家のお客様から野菜をいただいたことからでした。
この時の野菜のおいしさは、今でも強く心に残っています。
それから農業法人に就職し、右も左もわからないまま農業を学びましたが、会社が閉鎖することになり独立を決意。
機械も何もない状態で鍬一本から農業を始めました。
ちょうど子供が生まれた時期でもあり、「自分の手で作る野菜は、安心して食べられる無農薬のものにしたい」と強く思うようになりました。
最初は有機栽培でスタートしましたが、良質な堆肥を手に入れる難しさ、散布の重労働を続ける将来への不安から、持続可能な農業を模索し、無肥料の自然栽培に切り替えました。
畑周辺の木や竹を炭にして土作りに使ったり、緑肥や雑草を活かした土作り、自然との循環を主に考え試行錯誤を繰り返しています。ここまで来るのに6年ほどかかりましたが、ようやく土が少しずつ応えてくれるようになり、味わい深い野菜ができるように。
何度も台風に畑を荒らされ、塩害で野菜が一夜にして消えてしまったこともあり、続けられないと思ったこともあります。
それでもやめられなかったのは、やっぱり野菜づくり、畑が好きだから。
心が折れそうになっても立ち上がり、ここまで畑と共に歩んでこられました。
こころの野菜という名前は、妻が考えました。
「こころを込めて作る野菜を届けたい。誰がどんな想いで作ったかが見える、こころも身体も満たされる野菜を届けたい」。
そんな願いを込めています。
安心・安全はもちろん、食べた人の心まで温かくなるような野菜を作りたい。
「美味しい野菜を作る生産者」だけではなく、「この人が作る野菜だから購入したい」と思ってもらえるような作り手でありたい。
これからも泥臭く、ひたむきに畑に向き合いながら、美味しくて安心できる野菜をお届けし続けていくことが私の目標です。
鹿児島は西南端、坊津町という海と山に囲まれた小さな港町で無肥料、無農薬の自然栽培でさまざまな野菜たちを育てています。潮風の影響か畑はミネラル豊富で味わい深く、美味しい野菜が育ってくれます。
皆さまの毎日の食卓が少しでも明るくなりますようにという願いと共に畑の”今”をお届けします。
