種の違いを知ろう!「固定種」とは。

前回の答えをお話しする前に… きちんと分類の意味を確認していきましょう! スライドは、こひめで開催している「自給自足のための自然栽培実践講座」の講義内容から抜粋。
F0とかF1とか言うのは、実は、生物学の遺伝学で使われる用語。観察対象となる初めの世代をF0として、その世代を交配して生まれた次の世代がF1。さらに子供が生まれるとF2となります。
つまり交配種でよく使われるF1 という表現は、生物学では固定種と交配種の違いを示しているわけではありません。
スライドに記載した通り、固定種とはどうにも「3代くらい同じ形質だったら名乗れる」ということらしく…
「そのあとも絶対に同じ形質に生まれる」という保証はない!!!!!
知ってました?
野生に戻ろうとする種たち

タネ取りしたことがある人なら知っている! いやあ、種を取るのって、簡単なようでそうではない…
固定種だからって、次に種まきしたら、カタチが変わってしまったり、辛くなってしまったり… というのはよくあること。だってね、自然環境ではそもそも「花粉は混ざりまくっている」
こひめのような多品種栽培ならなおさら、ですが、より自然に近い環境で野菜を作っていると、そこら中に雑草、野草が生えているわけで、空気中にただよう花粉はカオス!!!
それでも形質を保っていられる品種もあるのですが、例えば冬野菜なんかは、みーんんな親戚のようなもの。すぐに花粉が混じり、結果として、野草に近づいていきます。辛い、固い… そういう形質に傾くことが多い。おそらくそれが自然界において、虫に強い、など生存上有利な形質なのでしょう。
なので、こひめでは冬野菜のほとんどは自家採取を行っていません。
種を継ぐのはプロの仕事。ただほうっておいても、種は形質を保てない。
ここで翌々理解していただきたい。
種苗屋さんは… 「職人の仕事です!!!」
なめてはいけません!!!厳密に隔離、管理された環境において、はじめて、「種は元の形質を保てる」のです。これは、畑の区画が狭い日本の畑では、かなり困難!!!出荷用の野菜を育てるのとはちがう、プロのお仕事を、私はこころから尊敬しています!

