
※画像は、令和の百姓一揆実行委員会さんより拝借しています。
農業は政治のホットスポットだ。
世の中、騒がしい年の初めとなりました。
今回の解散総選挙、やること自体に是非も飛び交っておりますが… さあて、こうなると、SNSは罵詈雑言、誹謗中傷、デマで溢れかえり、まあ、もう見てるだけで疲れるから見ないようにしよう… という方がいても、気持ちはわかります~!!(;´Д`)
しかしながら、どなたがおっしゃったか「無関心でいられても無関係ではいられない」のが政治というもの。嫌いでも不快でも、その結果は我々の生活に密に結びついてきます。
そして・・・ 私が農業の世界に飛び込んで、「まさにここが政治のホットスポット」と体感していることも事実!!!
しかしこの解散選挙、2025年あれだけ騒がれたはずの「百姓一揆」はまるで、無視?! 食料危機は争点にもなっていないようです。
え… みんな大丈夫?! 確かに世の中問題山盛り。どれから手を付けていいやら… が、しかし、
「食べるものがなければ問答無用で死んでしまう」のがニンゲンよ?!

絶滅危惧種・農家! マジメな話、あと5年で誰もいなくなる。
画像の写真は、うちの農園がイベントや新しいプログラムのプレゼンに利用しているもの。元ネタは、農水省の統計データで、誰でもネットで見つけることができます。
ちょっと古いデータですでに6年前。2020年に発表されたものです。 この時点で、徳島県…いや、全国の農家の半数が70歳以上。そして80%が60歳以上なのです!!6年後の今は… 半数が76歳以上、80%が66歳以上ってことに!!!
ワタシ自身もこの資料を作って愕然でございました。。。 確かに地方に来ると70代、80代の農家さんが元気に働いております… いや、でもさ?!
日本人平均寿命 女性87.13歳、男性81.09歳 を考えても… 少な目に見積もって農家の50%はいつ引退してもおかしくない。それどころか農家の80%だって10年以内にはほぼ引退でしょ?!
このような高齢農家さんは、収入源の中心は年金。資材が高騰すれば、借金が膨らむ前に引退するのも当然のなりゆきです。

不都合な真実。時給10円で働く米農家。消費者は100倍の値段で米を買えるのか?
お米…高いですよね。 社会保険料も税金も上がって、この上、たくさん食べるお米が高いのは耐えられない!!!…と思ってしまうのも当然。
ところで、「米農家は時給10円」という報道を目にしたでしょうか? どう思います? 時給10円… どんなにコメ相場が上がっても、2倍にはまだ到達していない。
いえ、大雑把に2倍になったとしましょう。これが無事にこのまま農家に還元されたとして、それでも時給は20円。
この深刻さに、消費者側からのコメントはほとんど目にしません。 わかります。「農家さんがどんなに大変でも、我が家の家計では10倍も100倍も払えない…」ですもん。
だから、沈黙しかない。100倍のお金を払えない自分は、大きなことは言えない… そう思ってしまうのかも。
でも、ホントにそうなのか?!

個人ではどうにもできないから。それを話し合い、共に解決するのが政治。
安心してください。「あなた個人が100倍のお金を払う」ことは、選択肢のひとつでしかありません。世の中、貧しい方はもっといる。そんなお金払えない!!!それでも安心で安全な食べ物を食べる権利はあります(とワタシは思っています)。ワタシも、親しいお客さんの懐事情を少しわかるので、お互いを支え合う価格って、どうあるべきなんだ?!と無い知恵を絞って価格を決めています。(その秘密は単品ではなく包括的経営なんですけど…その話はまた別の時に!)
それを解決するために政治があるんですよ~!!!知ってました?!
海外では農家に所得補償することで、穀物や野菜の価格を抑えています。 だって、生きるために食べることは基本的人権。その食べ物は、市場経済の枠組みの中ではうまく生産できないことがわかってきています。市場に任せていては、「儲かる食べ物、儲かる作り方」でしか農産物が製造できません。
いやあ…そもそも、日本の国土は、広大な平地というのが北海道くらいにしかなくて、「大規模化・商業化」の農業に、圧倒的にむいていない!!( ̄▽ ̄;)
四国なんて、山に囲われているせいで、畑は細切れ。10aにも満たない細かく分かれた畑から成り立っているんですよ。いくら機械を投入してもこれでは、ヨーロッパやアメリカの見渡す限り平らな大型農園の効率に太刀打ちなんてできないのです。
だからね。「大規模化だ、輸出だ」という威勢のよい掛け声で補助金ばらまいている今の農業支援策は、大いに疑問なのですよーーーー!!!(あくまでも私の意見)
自分ごとにしたら、政治は楽しい!…かも?!🤩
もし、これまであまり政治に関心のない方でしたら、「いきなりそう付きつけられてもどうすれば…」と思うのかも。
でもね、あなたが支持しようが支持しまいが、選挙という制度で決まった政府を誰も無視することはできません。そこに投票していなくても等しくその方に、責任が負わされるもの。
だったら、不安だから怖いからと目を瞑るより… 楽しんじゃいません?!
少なくとも、いつも聞かない話を聞き、いつもは目に留まらなかった情報を受け取り、悲喜こもごも、世の中の縮図が表出され、知らなかったものに目を開き、世界が広がるというもの。
こちら徳島阿波踊り、「同じ阿呆ならおどらなにゃそんそん!」の掛け声通り おすましして見ない振りをするよりか、何が起きているの?!とガン見すると、ちょっと楽しいですよ、選挙♪
ドキドキも、ワクワクも、うんざりも。さあ、みんなで一緒に味わいましょう♪
