松葉ガニは海産物の王様です。

山陰の松葉ガニは、冬の味覚の王者です。

松葉ガニとは、山陰(鳥取、兵庫、島根)で水揚げされるズワイガニの呼称です。

松葉ガニは、各都道府県で一定の規格を設けた上で、許認可を得た船ごとの名前が刻まれたブランドタグが付いております。

また、品質を維持する為、船の中に巨大な水槽がある専用船で漁を行い、写真のように水槽で生きた状態でセリにかけられます。

専用船は1隻4~7億円する超高級設備で、県が支援する形で配備しています。 行政と協力して「松葉ガニ」をブランド化していることになります。 大型船のため、他県の船が出られないような悪天候の中でも漁を行うことができ、船内で生きた状態で港まで持って帰られます。

写真のように、水槽の柵をクモのようによじ登るような力のある蟹は、全国的に見てもほとんどいないと思いますが、これはすべて「行政」「漁師」「設備」による鮮度の力です。

カニ漁とカニの価格について

カニ漁が始まるのは11月の中旬で、翌年3月頃まで行います。

松葉ガニは初期が良く獲れるので供給量が多く、漁が進むとだんだんと水揚げ量も減っていきます。12月に入りますと、日本海側の天候は荒れてゆきますので、更に水揚げは少なくなります。

年末にかけて、水揚げ⤵ + 需要⤴ で進んでゆきます。

そのため、解禁直後11月↑、12月↑↑、12月中旬↑↑↑、12月後半↑↑↑↑↑???のペースで高騰、相場は4〜5日間隔、水揚げごとに変動致します。

そのため、あまりにも高騰してしまうとご注文時の価格でご提供することが難しく、キャンセルもしくは価格変更をさせていただくこともあります。

カニ漁の事情をどうぞご了承いただけますようお願いいたします。

年末/年始用のカニをお得に買いたいなら【冷凍】をおススメします。

12月半ば頃から雪が降りだし、風が寒風に切り替わりってきます。 水揚げもだんだんと減って、いよいよ漁ができるかどうかの問題が出てくる時期です。 ここから年末にかけて、カニの価格は更に上昇する可能性が高くなります。

2022年は12月半ばですでに昨年の最高値を超えてしまうほどです。

年末年始に食べるカニをお得にお買い求めされたい方は、当店自慢の急速冷凍の購入をオススメ致します。

日時指定を承ることはできないのですが、価格が上がる前に早めにご注文いただき、ご自宅の冷凍庫で保存していただけます。

ただ、味の面で言えば、やはり吟醸蒸しは【冷蔵】がおススメでございます。

年末年始に関係なく「1年に一度は松葉ガニを食べたい」という方はぜひ冷蔵をご注文ください。

その場合は、年末年始の高騰シーズン明けの1月6日~がおススメです。

おすすめは当店独自のこだわり製法の松葉ガニの吟醸蒸し【冷蔵】です

「吟醸蒸し」とは、当店独自のこだわり製法で、酒を混ぜた蒸気で蒸したカニです。 地元ミシュラン星付き店舗など複数の飲食店へ卸しているこだわりの一品!

「蒸し」ですので、一般の「塩茹で」と比べると塩味は薄いです。 味がしないと感じられるかもしれませんが、蟹のもつ風味と旨味だけを感じて頂けるようにあえてそうしています。 ちなみに、酒(純米酒)は身を良質に仕上げる目的で使用しているだけなので、お酒の味はほぼしません。 味が薄いと感じられる場合は、塩をつける、もしくは土佐酢などにつけてお召し上がりください。

簡単に食べられて生よりお得な蒸し蟹

表示重量は蒸した後のものです。 松葉ガニは加熱すると水分が抜けて重量が10~20%減りますので、生に比べると非常にお得です! 簡単に食べたい場合は蒸し蟹をお勧めします。

生のカニこそ新鮮で美味しそう!と思われるかもしれませんが、実はカニを茹でて加熱するには非常に技術が必要です。

茹で蟹を食べようと思っている場合は【吟醸蒸し】【冷蔵】を購入することをお勧めします。

当店の吟醸蒸しは【冷凍】も高品質ですが、やはり【冷蔵】に比べると身の質感が固くなってしまいます。

配送指定日を承ることはできないので申し訳ありませんが、一番美味しい状態で松葉ガニを食べたい!という方には【吟醸蒸し】【冷蔵】がおすすめです。

その場合は、年末年始の高騰シーズン明けの1月6日~がおススメです。

冬の山陰を代表する味覚の女王<親ガニ(セコガニ)>12月いっぱいまで

親ガニとは、鳥取で水揚げされるズワイガニのメスの呼称です。 他地域では「セコガニ」や「香箱蟹」と呼ばれております。

「松葉ガニ」といえば肉厚な身とカニみそが主役のオスのことを言いますが、メスの「親ガニ」はなんといっても卵です!

甲羅の中にあるねっとりほっくりした「内子」、腹に抱えるプチプチした「外子」の両方が味わえます。

「カニみそ」も入っており、オスに比べると少ないものの、苦みがすくなくマイルドな味わいが特徴です。 実は、地元では身はそこまで食べず、卵とみそを味わうものとして親しまれています。

ですので、身がメインの松葉ガニには【冷蔵】をお勧めいたしますが、親ガニは【冷凍】もおすすめ致します。

カニ好きの上級様向け<生のカニ>

当店では他ではあまり販売されていない生のカニも販売しております。

ただ、生の蟹はプロ/玄人向け商品であることをご理解の上でお買い求めください。 新鮮で美味しそうというイメージでご購入されないようご注意ください。

生のカニは、死後時間が経つと急速に身のタンパク質が分解され、身は溶けてゆき、蟹みそ水っぽくなってしまいます。 また、生きたまま調理すると足が取れてしまいますので、調理する前には真水につけて〆る必要があります。

そのため、到着後はできるだけ早めに調理→召し上がる必要があります。

発送時は生きた状態でお送りします。 しかし、到着まで2日以上かかったり、受取が出来ず再配達になった場合、状態の保証はできません。

くれぐれもご自覚の上でお買い求めください。

水槽から取り出し、生きた状態で発送致します。 生きている状態で届くこともありますが、個体差により100%生きた状態で届けることは難しいため「生」と呼称しております。 東北や北海道、沖縄など2日以上かかる地域でもご注文があれば発送はさせていただきますが、時間が経つほど早めに調理してしまう必要があります。