門脇屋本舗について(自己紹介)

私が培ってきた「人」「味覚」「感性」などを基に、最高の冷凍海産物をお届けします。

日本海と中国山地に挟まれ豊かな自然に恵まれ、海の幸豊かな鳥取県は鳥取市。

 門脇屋本舗では、自社船で水揚げした海産物を主に、地元山陰をはじめ全国より選りすぐりの海産物のみを取り寄せ、加工販売しております。

 元々実家が飲食業でしたので、幼少期より食材/料理に触れて生きてまいりました。

 料理/食材/飲食業は自分の根幹にあるのですが「仕事にすると「好き」だけではやっていけない」ということが良くわかっており、未だ本業としてはおりません。

 広告代理業を21年、コンサルタント6年、IT機器設定販売5年、学生 寮経営4年、など、自身のできること~趣味の延長を仕事にしております。

 しかし、2019年新型コロナ感染拡大により、メインの広告代理業はもう未来が無いと判断。

 人生もちょうど半分の曲がり角。子供も成人し、お金とステイタスを追いかけるのにも飽きてきていました。

 そろそろ好きな事を仕事にしてしまおうと、船を買って「遊漁船/釣り船」を開始。

 その延長で釣れた白イカを販売。

 そのまた延長で船をトレーラーで牽引して全国の海で漁を行い、各地で知り合った漁師/船から魚を取り寄せ 「水産物加工販売」を開始して、今に至ります。

 本業の広告業/コンサル業の顧客は飲食店(ミシュラン星付き含む※)が多く、それらのお店が今の主な顧客です。※いやらしいですが大衆店だけでは無いという判断基準として加えさせてください。

 食への見識は、漁師<料理人よりになっていると思います。濃い味付けよりも素材を活かした味付けを好みます。

 地元の同世代の料理人達と任意団体も作っており、食材の勉強会や、子供向けに食文化の普及にも努めております。

 すべての事業を足し合わせて、なんとか赤字にならない程度で生きております(*´Д`)

 すべて一人で行っておりますので、在庫切れになるのが早いですが、ご了承ください。

自社で水揚げを新鮮冷凍=最高品質

当店の加工品は、まず第一に品質が違います。

例えば、当店の主力商品である『白イカ剥き身』については、船で釣り上げた時点で適切な処理を行い、水揚げ後そのまま加工場で加工されます。

写真を良く見てください、うっすら解凍した状態ですが、透き通っているのが分かりますでしょうか? 透き通っている=保護色が機能している=細胞が生きている状態=最高品質の証拠です。

イカの真空冷凍商品はいくつもありますが、ほとんどが解凍後に白い=鮮度が落ちてきているもので、透き通っている品質のものは99.9%無い(自社調べ)と思います。

鮮度の良い状態で加工した物は解凍後も触感に弾力があり、旨味が濃すぎない、すっきりとした上品な味わいです。

(株)テクニカンの特許技術『凍眠』で冷凍

当店の加工品は、生産者自身が、水揚げ後そのまま細胞が生きた状態の物を、翌朝までに処理して真空冷凍しています。

 冷凍方法については、株式会社テクニカン「凍眠」を導入。

 冷凍だからといって品質が悪い訳ではありません。

 細胞組織を壊さず冷凍しておりますので、解凍後も限りなく生に近い食感です。

 水揚げ後高鮮度の状態で冷凍しておりますので、類似品は多々ありますが、それらの中でも最高品質と自負しております

 鮮度の良い状態で加工した物は解凍後も触感に弾力があり、旨味が濃すぎない、すっきりとした上品な味わいです。

使用する調味料はすべて厳選した物を使用

魚の仕立てには、地元鳥取の「お嬢サバ」というブランド鯖の養殖に使用される『地下海水』を使用。

 地下深いところでとれる海水で、プランクトンや寄生虫など余計なものが濾過されており、塩分濃度も3%以下で丁度良い塩梅、魚の味がはっきり出ます。

 また、味噌、酢、醤油、砂糖、みりん、酒かす、など調味料は、全国各地より自身で厳選した「無添加」「古式製法」「長期熟成」のみを使用。

 塩麴については完全自家製(継ぎ足して現在6年目)です。

塩:鳥取県網代港地下300mの地下海水、藻塩、自家製塩麴、 みりん:元祖九重桜(愛知)、三州三河(愛知) 醤油:湯浅(和歌山)、大徳(養父)、正金(小豆島) 酢:雑賀(富山)玉姫(京都)、今川(金沢) 砂糖:わりと普通のもの 味噌:山利(京都)、九重(滋賀)、山吹(長野)、萬年(長野) 酒粕:日置桜(鳥取)、諏訪(鳥取)、萬乗(愛知)、玉川(京都)

市販の同一製品とは全く異なります

当店の製品は、市販される同一加工品と比較すると相当高値となっております。

 これは、「厳選した素材のみ」を使用し「厳選した調味料のみ」で「素材の味を引き出す塩梅」で加工したことに起因するものです。

 ほとんどの加工品は、「冷凍の海外魚」に「旨味や添加物」で「味を加え」て、「パートさん」が「大量生産」しています。

 実は小規模生産の場合も、塩干物以外で原材料/調味料にこだわるところはほとんどありません。

 家族、従業員、商売を維持する為には、綺麗事だけでは成立しないものですし、それらの製品が日本の食卓を支えていることは事実です。

 そうして大量生産→「安く買えるようにしなければ、ほとんどの人は魚を買わなくなってしまう」というのが日本の食卓現状です。否定はしません。

 むしろ、そういう製造者のみなさまの方が遥か世の中に貢献しておられ、尊敬しております。

 綺麗言だけの私は心疚しいとさえ感じております。ただ、「魚の味を活かした真っ当なものを作りたい。」というのが、当店の存在意義です。

 そのため、高価となり少量ずつしか生産できませんが、調理/加工はすべて私自身で行っておりますので品質は保証致します。