2025/07/22
三重県の温暖な地で、農薬も肥料も使わない「無肥料・自然栽培」によってブルーベリーを育てている滋味農園です。
約40年前、ブルーベリーブームの時代に大学の研究目的で植えられたこの果樹園は、長く観光農園として活用されてきましたが、数年前に耕作放棄されていました。
そんな土地に再び命を吹き込むべく、今年から私たちが引き継ぎ、再生を始めています。
栽培しているのは、ラビットアイ系という品種。
大粒で甘みがあり、夏の収穫期にはたくさんの実が色づきます。
放棄された土地が本来の力を発揮するよう、自然の営みに委ねながら作物を育てる日々。
虫や動物たちが共に暮らす、豊かな生態系の中で、のびのびと育ったブルーベリーをお届けします。
滋味農園を立ち上げたきっかけは、「自然栽培で育てた作物を食べて暮らすライフスタイルを実現したい」という思いからでした。
共同運営者のおーちゃんとまえちゃんの二人で始めた農園です。
おーちゃんは、自然栽培の研究を続けながら、野菜や果樹を育ててきた経験を持ちます。
まえちゃんは、サラリーマンの傍ら寿司職人でもあるという異色の経歴で、フットワーク軽くこの農園再生事業にジョイン。
私たちはもともと友人で、廃園になっていたブルーベリー農園があるという話から、この土地での挑戦が始まりました。
目指しているのは、肥料を含め「何も入れない」という栽培。
有機肥料も含めて使わない理由は、原料に動物性資材が使われていれば、その動物が何を食べてきたかまで遡って考える必要があると考えているからです。
自然と共にある暮らしの中で、自分たちが育てた果実を「滋味深いね」と味わい合えることが、生きがいでもあります。
そんな体験を、ぜひ多くの方と分かち合いたいと願っています。

現在は、40年の歴史を持つこの果樹園をブルーベリー畑として復活させることに全力を注いでいます。
これまで5年間放置されていた土地には、少しずつ自然が戻りつつありました。
私たちはそこに手を入れ過ぎず、草刈りと剪定を中心とした最低限の管理で、自然の力を活かした栽培を目指しています。
今後はブルーベリーだけでなく、キウイやぶどうなど多品目の果樹栽培も視野に入れています。
また、この農園を訪れて、自然の循環や農の楽しさに触れてもらえるような体験型のプログラムも検討中です。
「この環境で働くのは本当に気持ちがいい」。
そんな想いを大切に、仲間と共に心豊かに続けていける農園でありたいと考えています。
ブルーベリーの出荷は7月末から8月末ごろを予定しており、生果を中心に販売し、その後は冷凍でもお届けできるよう準備しています。
「子どもや大切な人に安心して食べてもらえるものを届けたい」と願う方に、ぜひこのブルーベリーを手に取っていただきたいです。

当農園はもともと40年ほど前に、ある大学の研究室が植えたブルーベリーの木々から始まったと聞いています。その後、しばらく人の手が入らない期間があり耕作放棄地となりました。
2025年から廃園の再生に取り掛かり、また実を結ぶ風景を一緒に育てていこうとしています。
農薬や肥料を一切使わず、土や木がもつパワーで育つ野生のブルーベリー。それ以外にも多品目の果樹と野菜がワイルドスタイルで育っています。その時期に採れる果実をお届けします。
【名前の由来】
滋賀県出身の二人と、素材そのものの自然なうまみを意味する滋味。農薬や肥料を使わない手法や農園の再生活動は地味で地道な作業ばかり。地味だけどワイルド。そんな遊び心も含めて滋味農園と名付けました。
呼吸のしやすさ抜群の滋味農園にも、ぜひ遊びにいらしてください。
