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生産者のお便りとお知らせ

天日干し/自然栽培ヒノヒカリの栽培記録

2023/08/30

お米づくりの様子

こんにちは。平和農園です。

たべるとくらすとで初めてブログを書くので、 今までご購入頂いた方や少しでも興味を持ってくれた方へどんな風に自分たちが食べる お米が作られているのかお伝え出来たらなぁと思います。

ざっくりにはなりますが、今までの田んぼをご紹介しますね。

4月末、自家採種した種籾を2週間ほど水に付け発芽させ育苗箱に播種、 苗代を作った田んぼに並べます。 この時に使用する土も無肥料の土を使用しています。 農園の作物は全て農薬や肥料不使用です。

機械、ウルトラまくDayをお借りして。機械のネーミングが◎

播種してからは芽がしっかり出てくれるか毎回心配になるのですが 今年も綺麗に発芽してくれました。

ポット苗で育苗していくのですが、ポット苗はやはり活着もよくしっかりとした苗になってくれると思っています。そしてなによりポット苗ならではのしっかりと分けつした 扇状の苗が美しいのです。

ポット苗は一部屋づつ区切られているのでのびのびして見えます

6月中ごろいよいよ田植えです。 ちょうど梅雨に入ったくらいの時期なので晴れたり雨の中での作業でした。 田植えも5回目。段取りもよくなりスムーズに進みトラブルは毎回あるような気はするけど無事田植えも終了。

7月にもなると稲はしっかりとしてきて周りにも草が生えてきます。 除草剤不使用なので田車や手で除草しています。

7月中旬からは除草作業に追われる日々。 田車で走ったあとは稲の周りの草を手で除草していきます。

手作業をしていると色んな物がゆっくりと見えます。 オモダカ・コナギ・ホタルイといろんな草が生え、おたまじゃくしにアメンボ色んな生き物がいます。セミの声がうるさいくらいですが 朝の田んぼはひんやり冷たくてとても気持ちいいのです。

除草が終わった田んぼは一層大きく成長したように見えます。

ポット苗ならではの綺麗な扇状の稲。

まだまだ暑い日が続く8月下旬田んぼの稲たちはぐんぐん勢いよく成長し 穂も出始め、つぎつぎ開花が始まっています。

お盆の頃、稲の止葉と言われる穂が出る直前に出てくる節ができました。 しばらくすると穂先が見え始め出穂が始まります。 その様子はなんとも愛らしいです。 開花とも言いますが、お米には花びらというものがなく この白いヒラヒラしたものは雄しべだそうです。

今年はなるべく欠株がないよう、田植えの際の補植作業を頑張りました。

あとは実がしっかりと入ってくれるよう願うばかりです。 まだまだ台風シーズン。 最近九州は被害も多いので何もないといいですね。

実りの秋までもう少しです。 収穫後、天日干しもするのでいつも12月ごろになってしまうのですが 楽しみにお待ちいただけたら幸いです。

平和農園大分県(農業)

平和農園は大分県の中心あたりに位置する自然豊かな由布市にあり
ます。主にお米とさつまいもを栽培しています。
作物はすべて農薬や肥料、除草剤などは一切使用しない自然栽培です。
ほったらかしではなく必要な時には手助けをし草に負けないよう機械や手作業で管理をし一つ一つ丁寧に栽培しています。
さつまいもは平均15℃の蔵で熟成させ、日々甘くなっていくさつまいもをお届けします。
お米は昔ながらの天日干し。収穫後じっくりと天日干しされたお米は自然の恵みがたっぷりです。
また鮮度にもこだわりご注文頂いてから精米し発送いたします。

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