仕込み1日目
今シーズン(2025-2026)の初仕込みは、10月21日(火)にスタートしました。 初日は、お米を洗い(洗米)水に浸す作業(浸漬)です。 今回は、白米、玄米ともに約20kgずつ仕込みました。

10月初旬に比べると、各段に涼しくなりましたが、麹の仕込みを行うには気温が高いので、浸漬時間なども冬場とは変わってきます。

画像に写っているパイプのようなものは、洗米に使用する道具です。 先代が作った手作りの道具で、簡単にお米を洗うことが出来る優れものです。 この道具で2度ほど水を変えながら洗います。 水の濁り具合をみて調整しています。

そして、その後に短い棒を使い洗い、水を変えて浸漬します。 お水の量は、お米の量の2~2.5倍ほどのかさを入れて漬けます。 浸漬時間は、季節によって変わりますが、今の時期だと16時間前後漬けます。

玄米と白米は、一目瞭然で色が違います。洗ったときに玄米のほうがあまり水が濁りませんが、白米と違い汚れが付いている可能性が高いので、しっかりと洗うようにしています。
