
春の収穫に向けて、農園ではブルーベリーの剪定作業が先週やっと終わりました。
冬はブルーベリーが落葉し休眠している時期で、枝の状態がよく見えるため剪定に適した季節です。不要な枝を整理して木の成長を整える大切な仕事です。
一般的にブルーベリーの剪定は1〜2月の休眠期に行う作業ですが、当園では2月にスタートし、3月初めに終わりました。
剪定の目的は、 ・風通しを良くする ・日光が枝の奥まで届くようにする ・古い枝を減らして新しい枝の成長を促す といったことですが、農家それぞれにやり方が少しずつ違うように思います。
研修に参加したり本を読んだり、また、いろいろな方に聞くと 皆さん考え方ややり方が違います。
私の結論としては、知識と経験から自分の農園に合った自分なりの剪定を 毎年、積み上げていくしかない、となりました。 実際に毎年剪定をしますが、樹がどんどん成長しているので 前年のやり方はあまり役に立たなくなります。

そして、前年の夏から秋にできた花芽が翌年の花と実になるため、剪定のときは花芽を確認しながら慎重に枝を整理していきます。
枝をよく見ると、芽の形が少し違います。 丸くふくらんでいるのが「花芽」で、春になるとここから花が咲きます。 一方で、尖った小さな芽は「葉芽」で、これが伸びて新しい枝になります。花芽は丸く大きく、葉芽は細く尖っているため見分けやすいのが特徴です。
最近は寒さの中でも、花芽が少しずつ膨らみ始めています。 この花芽の一つ一つが、春には可愛らしいベルの形の花を咲かせ、やがてブルーベリーの実になります。
冬の農園は静かな景色ですが、枝の先ではすでに次の季節の準備が始まっています。 こうして剪定で木を整えながら、春の開花と夏の収穫を楽しみに待つ時間も、ブルーベリー農園の大切な季節です。
BLUE BLUEBERRY FARMでも、一本一本の枝を観察しながら作業を進めています。 花芽の数や枝の状態を見ていると、今年の実りのイメージが少しずつ見えてくるのが、この時期の楽しみでもあります。
春には、農園いっぱいにブルーベリーの花が咲きます。 その景色を思い浮かべながら、今日も少しずつ手入れを続けています。
