


7年産の予約販売も終わり10月中は、里芋・薩摩芋の収穫や田へ来年に向けた美味しい米作りのために籾殻燻炭や米糠を撒布して稲藁を土中堆肥作りのために秋耕も終わらせました。
毎年のこの作業が土作りに大切でして、途中の有効微生物活性化値160万越えを維持する工程です。
栽培コストが高くなりますが、悪玉微生物を減少させたり病原菌を微生物が減らす事に直結しています。
こんな日々の些細な作業により11年もの間、新潟県内に流通している農薬全般の残留農薬検査を行って頂ける県検査機関で残留農薬ゼロ結果を続けられる事に繋がっています。
主食であるお米だから、安全第一と食味も求めて40年の土作りを支えて頂いたお客様の思いを大切にしてきた結果です。
大原農園の冬期間は、新潟特産の球根切り花で11月は、ユリの切り花、年明けからは、チューリップ切り花で春まで出荷に追われる日々が続いています。

皆様のご愛顧で、新潟県内に流通している全ての農薬に関して検査して戴ける新潟県環境研究所にて今年も今まで通り残留農薬検出ゼロが確定しました。

現在「たべるとくらすと」では、毎月発送などの定期発送予約システムが整っておらず調整をして戴いております。
年間の定期発送システムが構築されますと生産者としても在庫管理が容易となり、在庫不足や膨大な在庫を残す事が起きなくなり安心して販売を続けられます。
また、作付け前に予約を受けることにより生産計画もスムーズとなり消費者の皆様にとっても、年間を通じてお米の確保が出来るという安心感にも繋がります。
是非、皆様方からも強い要望を上げて戴けると幸いです。

生産者なのだから長女が生まれ子供にせめて安全で美味しいお米を食べさせたいという思いで昭和60年から始めた農薬や化学肥料を極力使わない米作り。
当時は、化学肥料・農薬バンバン使う農法で収量を競う技術が主流。
有機栽培の先生となる生産者は、近隣に見つけられず、インターネットも無かった時代。
40aから試験栽培開始、何と行っても大変だったのが草との戦い。
夫婦二人で田圃の中を這いずり回ってました。
また、種子消毒をしないで生産出来る方法が無く、種子消毒だけは、致し方無しだった。
今は、種子消毒も60℃のお湯で10分間、草も代かきや冬期間湛水で稲刈り後の草を抑制することで種子を作らせないことを学び、なんとかここまでこぎつけました。
栽培面積も増やし3.6haの栽培で18㌧の収穫量を予定している。
昨年は、ありがたい事に12㌧の生産量で稲刈り終了直後の9月中には、完売。
今年から「たべるとくらすと」に参加して、自然栽培や有機栽培の技術の高い生産者や美味しくて安全な農作物をお使いの消費者の皆さんの中でどれほど受け入れられるのかチャレンジ致します。
ここまで来るのにん多くの皆さんからのご意見、ご要望に助けられてきました。
是非、忌憚の無いお話を聴かせてください。

準 備
ニンニクをばらして皮を剥いておく
