2025/03/26

農家になって8年目の春

梅の花が咲き終わり、桜が咲きはじめました。 農園周りはいろんな野の花が咲き、歩くだけでワクワクする季節

今年の3月で7周年を迎えたのんびり山

農業の世界。 選んだ道とはいえ、些細なことで一喜一憂 泣き笑いしながらこの7年が過ぎていきました。 毎年確実なものは何もなく、毎年異なる気候に翻弄されながらも手立てを考え一年に一度の実りを迎える日々。 あっという間に感じるけれど、振り返るとたくさんの困難と喜びといろんな日々を思い出します。 受粉時期の低温によりミツバチが飛ばない年。集中豪雨でブルーベリーがたくさん落ちてしまった年。コロナ禍。雨の降らない夏。極暑の夏。寒波で植えて5年目の柑橘が枯れてしまった年。雨が少なく生姜が不作の年。 ブルーベリーが大豊作の年。のんびり山で結婚式が開催された年。農園でフォトウエディングしてくださるたくさんのご夫婦。毎年ブルーベリー摘みに来てくださる方。通販でのんびり山の商品を手に取ってくださる方々。たくさんの方に取材もしていただきました。

ちょっと思い出すだけでもいろんな風景や人を思い出します。 農業は私たちにとって一生続けたい仕事であり、暮らしそのものになりました。 そしてたくさんの方に出会ました

たくさんの方に支えられて生きています。 ありがとうございます。

農しごと日誌

1月〜3月はブルーベリーの管理がメイン。 のんびり山は佐賀県太良町と長崎県小長井町の隣り合う2つの町に農地があります。 佐賀県太良町の農地にブルーベリーの苗を400本以上植え付け。 長崎県小長井町にある約500本のブルーベリーの剪定や木の根元に籾殻を撒いたり。 のんびり山は農薬や除草剤などは使わずに栽培しているため、冬の間に一本一本見回りながら害虫の卵やミノムシなどを手作業で駆除しています。 4月になるとブルーベリーの葉が開いて見つけにくくなるので、冬の落葉している時期に行います。 じっくり木々と向き合えて冬の大好きな農作業です。

苗木を植えたり、剪定する作業は未来をイメージしながら行うので来年、5年後、10年後が楽しみになります😊 未来に楽しみがあると、心が前向きになっていいですよね。 お庭がある方、ぜひ果樹植えてみてください。

そうこうしていたら気温が上がってきて、むくむくとブルーベリーの葉っぱが開きはじめ花の芽が膨らみ冬眠から目覚めそうです🌱

4月のカフェ営業では、年に一度のブルーベリーお花見農園散歩ができます。 夏とは違った春の農園を楽しんでいただけたら嬉しいです

ブルーベリーの木。葉っぱが開きそうです

ブルーベリーの木に付いているミノムシ。どこにいるかわかりますか?

冬のチョコがけスコーンは3月まで!

気温が高くなってきましたので冬のチョコシリーズの販売もまもなく終了です◎ 3月31日で今季は販売終了となりますので、気になる方はぜひご注文ください。

のんびり山長崎県(農業)

「日々の暮らしを楽しむ」
長崎県諫早市小長井町、長崎と佐賀の県境に位置する町。​
のんびり山は日本一干満の差が大きな有明海と、天然林や水源豊かな多良岳のふもとにある森の中のブルーベリー農園です。木々に囲まれた農園では、様々な動植物と共存しながら農薬や化学肥料を使用せず自然に寄り添ったかたちで育てています。
7月~8月はブルーベリーの摘み取り園、それ以外の季節は生姜とレモンを栽培しています。
皆さんの日々の暮らしの楽しみのひとつにのんびり山のアイテムが仲間入りできたなら、それはすごく幸せなことだなぁと思いながら栽培、製作しています。