長野県の伊那谷にも、暑い夏がやってきました。
私たち Minowa Tea Garden では、この時期からいよいよ杜仲の収穫が始まります。
夏に収穫される杜仲葉は、栄養価が特に高いのが特徴です。
収穫量だけを考えれば、秋に収穫した方が多く採れますが、夏の杜仲葉と比べると、どうしても栄養価が下がってしまいます。
だからこそ、私たちはこの暑い時期に、少しでも栄養価が高く、美味しい杜仲茶づくりを目指して収穫に取りかかっています。
収穫は、まず7月上旬に横枝からスタート。
その後、8月になると縦にぐんと伸びた枝についた、大きな葉の収穫に移ります。
ちなみに横枝は、枝ごと切り落としてから、すぐに葉をもぎ取っていきます。これは、葉の栄養価を損なわないための大切な工程です。
本日は、梅雨の晴れ間を見計らって、杜仲畑の除草作業を行いました。
6月中旬に草刈りをしたばかりですが、わずか10日ほどで驚くほど雑草が伸びており、自然の力強さを感じます。
この時期は雑草の勢いも旺盛ですが、それに負けじと杜仲の木々も枝葉を伸ばし、大きな葉を広げはじめます。私たちの畑では、草をやや高めに刈り、そのまま細かくして土に還します。これにより、緑肥としても活用しながら、再び命へと循環していく土づくりを目指しています。
雑草は単なる邪魔者ではなく、その土地に必要な栄養素を含んでいたり、土の状態を教えてくれる存在でもあります。雑草の種類や育ち方を見つめることで、自然が何を語ろうとしているのかを感じることが、とても大切だと思っています。
6月に入り、ここ信州・伊那谷の自社農園も、しっとりとした梅雨の季節を迎えました。
空模様を気にしながらの農作業が続く日々ですが、雨上がりの空気はどこか清らかで、自然の息吹をより近くに感じさせてくれます。
この日もいつものように杜仲畑を巡回していると、畑の傍にある桑の木が、たわわに実をつけていました。
長野県も梅雨入りを迎え、伊那谷にある杜仲畑も、数日雨が続いていました。
今日はようやく雨が上がり、梅雨の晴れ間に農地を巡回してきました。
私たちの杜仲畑では、化学肥料や化学合成農薬を使わない有機栽培に準拠した栽培方法に取り組んでいます。
ですので、この時期の畑には、たくさんの生命があふれています。
杜仲の木々を見ていると、葉の上でひと休みしている小さなアマガエルに出会いました。
初夏を迎えた伊那谷では、杜仲の木々がぐんぐんと枝葉を伸ばし、深緑の景色が広がりはじめました。
6月の箕輪町は、梅雨入り前の大切な除草作業の季節。草の勢いに負けないよう、畑を丁寧に整えることで、病害虫から守られた健康な杜仲の木々へと育っています。
こんにちは。長野県・伊那谷で杜仲茶づくりをしているMinowa Tea Garden です。
このたび、食と暮らしを大切にするオンラインマーケット「たべるとくらすと」に出店しました。
私たちの想いをまっすぐに届けられる場に出会えたこと、本当に光栄に思っています。
出店にあたっては、代表の方と直接お話しする機会がありました。
「食べる人」と「つくる人」の心を丁寧につなぐその姿勢に、深く感銘を受け、ここなら私たちの杜仲茶も、自然と想いも一緒に届けられると感じました。