京都府福知山市の山で栽培期間中農薬不使用の生姜を育てています
福知山市内の山を切り開いた場所にある畑で、農薬不使用の生姜栽培を始めました。 「京の霧生姜」というオリジナルの生姜です。 元々、日照時間の長い南国や常夏の国が原産の生姜、京都の蒸し暑い夏の気候と、収穫直前の深い朝霧で生姜を育てています。 京の霧生姜は、栽培期間中、農薬不使用、太陽の光をそのままに受けて酸素をとりこんだ露地栽培です。 30~40日間発酵・塾成した手作りした肥料を与えて酸素を好む微生物の力で育てます。 畑にマルチもかけず、蒸し暑い京都の夏には手作業で雑草を引き抜きます。 自然の力をいっぱいに活用した農法で、生姜本来のピリッとした刺激が極立つ特徴があります。
京都の福知山で生姜の栽培を始めた理由
私たちは、元々、別会社になりますが、京都市内で外国人観光客の方々に向けた茶道体験教室を行っております。 コロナ禍をきっかけに、外国人だけではなく日本人にも貢献できるお仕事がしたいという思いが強くなり、福知山市の耕作放棄地だった元田んぼをお借りして、生姜の畑を始めました。 今までは土も触ったことがないほどだったのですが、今では畑でシカと戦い草をむしっております。 もともと健康には気を使っていたのですが、コロナ禍によりより健康を意識するようになりました。 そこで、免疫力アップには日常の食べ物が大事だと考え、漢方でも薬と使われる生姜に注目することに。 自分で作って食べるならばやはり無農薬にという思いがあり、ぼかしで土壌を改良する農法を学んでいます。 有機jasの認定もとっており、農薬や化学肥料を使わず、より安心で地球にとっても「持続可能な土壌」を作り、かつ、美味しい野菜・ハーブづくりをしていきたいと思っております。
健康志向の方へ、安心安全な生姜商品をお届けします
小動物やシカ・猪もたくさんいる自然豊かな山なので、動物たちの対策がけっこう大変! 私たちが食べる部分までは辛くて食べないのですが、葉っぱがむしゃむしゃと食べられてしまいます。 なんと、このシカは、人慣れしていて、音を鳴らしても、スマホで撮影していても悠然と食事を続けて逃げようともしないのです。 シカのジャンプ力は2mを超えることもあり、獣害策をしてもどこか地面を掘って下からくぐって侵入する場合もあります。 完璧な柵を維持するために、冬の間に草刈りしてしっかり準備し、日々の確認も欠かせないと痛感していいます。
今のメイン商品は京都生姜ほうじ茶や生姜チップスなど。 最近では、新商品として与論島の月桃を使った月桃生姜茶も開発しました。 これからもレモングラスの栽培を予定しており、生姜プラスしたお茶作れたらと考えております。 もとの会社がお茶なので、お茶をアイディアに活かしてこれからも様々な健康商品にチャレンジしていていきます。