【今年度の生産状況について】 今年4月までは、例年同様に放牧期間を含む生産体制をとってまいりましたが、 昨今の物価高騰や国内の高級牛肉需要の低迷が重なり、生産コストとのバランスが取れない状況となりました。 そのため、今年度は新たな牛の導入をいったん休止し、4月末をもって当該ロットの出荷を完了しております。 現在販売している牛肉は、放牧を行っていた当時のロット(今年4月まで肥育していた牛)のものです。 そのため、ページ内でご紹介している「放牧期間」や「肥育方法」は、今年度の在庫肉に基づく説明となります。 【通常の年間サイクルについて】 例年は、放牧期間を含む年間サイクルで生産を行っておりますが、 今年度のみ、上記の理由により一時的に生産体制を変更しております。

自然な姿にこだわって、和牛を育てています。
標高645m宮崎県延岡市の鏡山山頂で黒毛和牛を生産しています。 国内の食肉牛では珍しい「放牧スタイル」。
牛を牛舎で飼い、主に穀物類を飼料とする肥育方法「グレインフェッド」が一般的な日本。 一方、私たちは自然豊かな環境で牧草を食べさせる「グラスフェッド」で牛を育てています。
鏡山で放牧されて過ごす牛は、自由に牧草を食み、運動し、体を引き締めています。 この場所の地形、この場所に生息する草、そんな場所で生きていく牛たち。 牛本来の行動を、我々の考え方でコントロールはしません。 牛が牛らしく放牧で健康的に生活できる環境整備をするのが私達の仕事なのです。

牛は牛らしく。一頭一頭と向き合う。
鏡山牧場の放牧スタイル
・放牧時期:4月〜9月 自然の草を食べさせるて放牧しているため、その他の時期に牛は肥育しておりません。 放牧できる草が少なくなると牛が食べるものがなく痩せてしまうためその時点で、屠畜し肉を冷凍在庫とし加工製造しております。 翌年、青くさが生い茂る始める頃に新たな「経産牛」を自然放牧しております。
32歳の時から広島で土壌改良剤の会社を経営しており、そのころから国内外の農業の現場に足を運んでいました。 そこではマジメに良いものを作っている人が多く、心に響くものがあり、一次産業をやってみたいと思うようになりました。
日本ならではのものを届けたい!そう思って和牛を選択。 7年前、和牛日本一の場所を求め宮崎県延岡市にやってきました。
ところが、牛を草原でのびのびと育てている牧場のイメージと、実際は違う場合がほとんどでした。 人間がコントロールして特定の等級を目指したり、霜降りにするために穀物を与えて無理に太らせたり。 例えば、人が喜ぶ「サシ」は、ビタミンが欠乏することで入ります。 そんな状態の牛は目が見えなくなったり、死ぬ直前のような状態になってしまう。

私達が目指す姿
鏡山牧場の目指す牛肉とは、ひとことで言うと「ただ自然な牛肉」です。
牧草を食べる牛はビタミンがしっかり摂れる為サシは入りません。しっかり運動もするので太りもしません。 所謂、「霜降り」で市場で「高く売れる牛」とは真逆になります。
それでも私達は牛たちにとって自然な育て方をしたいと考えました。 広い牧草地で自由に牧草を食べさせ、ストレスフリーでのびのびと育てることで、牛の肉質は本来の自然な赤身肉になり旨味が凝縮するんです。
当たり前のことですが、そうして自然に育った牛には個体差があります。 体型も、体質も、牛それぞれです。 命を頂いた後のお肉は、経験豊富なスタッフがその一頭一頭の特徴と向き合いながら、より美味くするため、心を込めて熟成していきます。
牛として生きているときも、肉として熟成するときも。 私たちは一頭一頭を自分たちの目で見て向き合い、その良さを引き出し、最高の状態で皆様にお届けしたいと考えています。

「黒毛和牛=美味しい赤身肉」世間の常識を変えたい!
自然に育った和牛が美味しい肉。
鏡山牧場の牛たちは運動しているので、太らない、等級がつかない。 これまでの高級牛肉とは一線を画す牛肉です。 いわゆる「A5」等とは真逆の路線になります。
脂「サシ」の多さよりも、赤身肉の美味しさや牛が出荷されるまでのストーリーに共感していただける方々にお愉しみい頂けたら嬉しいです。

