順ちゃん農園の国産アボカドについて

愛媛・興居島で育つ、自然に寄り添った国産アボカド

愛媛県松山市の沖に浮かぶ、瀬戸内の小さな島「興居島(ごごしま)」でアボカドを育てている順ちゃん農園です。 温暖な気候と降水量の少なさを活かし、除草剤・農薬・化学肥料を一切使わず、手間を惜しまない栽培を行っています。 アボカドの果実には、一つひとつ袋をかけて丁寧に育てています。虫の被害を防ぎ、果皮を守るこの作業は、見た目だけでなく味の品質にもつながる大切な工程です。 1つ1つ袋掛けをして、出来るかぎり収穫を遅らせ油分がのり完熟で美味しいアボカドを提供します!

栽培品種は「ベーコン」「ピンカートン」「フェルテ」「ハス」といった個性豊かなアボカドたち。 クリーミーで濃厚な味わいが魅力のベーコン種、縦長でとろけるような油分が特徴のピンカートン種、やさしい舌ざわりのフェルテ種、そして最も一般的な濃厚さと香りのハス種。 いずれも、樹上で熟したタイミングを見極め、できるだけ完熟に近い状態でお届けしています。 収穫後は温かい室内で追熟させてから、ナスのように少し柔らかくなった頃が食べ頃です。

アボカドとの出会いは、市の苗木配布がきっかけでした

2008年、松山市がアボカドを特産に育てようと苗木を配ったことが、すべての始まりでした。 当時はまったく栽培の知識がなく、試行錯誤の連続。栽培に関する資料は少なく、地域にも経験者がいなかったため、独学で学びながら丁寧に積み重ねてきました。 それでも、自然と向き合う農業にはやりがいがありました。

化学肥料を使うことで起きる地下水汚染のリスクを知ったとき、ますます「自然に近い農業でありたい」という気持ちが強くなりました。 肥料すら使わず育てた果実を口にしたとき、自然な酸味と甘みのバランスの良さに驚き、心から「これを伝えていきたい」と思ったのです。

現在では少しずつ味の深みも増し、お客さまから「他では食べられなかったけれど、ここのは美味しく食べられた」という嬉しいお声も届くようになりました。 袋がけと草刈りは欠かせない大仕事ですが、それ以上に“美味しい”の一言をいただく瞬間が、何よりの喜びになっています。

アボカドは完全無農薬、柑橘も未来へ向けて自然栽培に挑戦中です

順ちゃん農園では、アボカドを除草剤・農薬・化学肥料を一切使わずに育てています。 さらに今後は、柑橘など他の果樹についても、自然栽培へと少しずつ移行していく計画です。 現在は一部の柑橘で、病気予防のため最低限の殺菌剤を使用している圃場もありますが、長期的にはこれらの使用を減らし、自然の力で育てる農法へと切り替えていきたいと考えています。 実際に自然栽培を続けてきた圃場では、果実の見た目や質感にも変化が見られ、手をかけすぎないことの良さを実感しています。 果樹それぞれの個性を尊重しながら、農薬に頼らない方法でも安定した品質が出せるよう、日々工夫と学びを重ねています。

現在はオリジナルのアボカド品種も育成中で、これが安定すれば、春の終わりごろまでの出荷が可能になる見込みです。 旬は12月中旬〜4月下旬、なかでも年明けすぐの時期はアボカドの味わいがぐっと濃くなります。 「安心して食べられるもの」を探している方に、まっすぐなアボカドの魅力を知っていただけたら嬉しいです。