やんばるから、こんにちは!
ハイサ~イ! 沖縄県北部大宜味村で、有機のパイナップルを作っている阿部農園です。 沖縄で「阿部」と言う苗字。。。ないちゃー(沖縄の言葉で内地・本土の人間と言う意味)です。
まずは簡単に自己紹介から。 園主は愛知県出身、妻は神奈川県出身。 2019年、0歳児の長男と沖縄県に移住してきました。現在は大宜味村の塩屋という小さな集落で、子供3人と鶏とのんびり暮らしています。
大宜味村の特産品「シークワーサー」。
家の目の前は「塩屋湾」。こどもたちの日々の遊び場でもあり、年に一度9月に行われる、豊年祈願行事「ウンガミ(海神祭)」で、集落ごとに船を出し速さを競う「ハーリー」の舞台。
家の庭のこっこたち。
縁に縁が重なってパイナップル農家になりましたが、沖縄県でパイナップルと言えば同じ北部にある「東村」。 大宜味村でパイナップル農家は、阿部農園を含め数件のみ。 ですが、大宜味村もかつてはパイナップルの缶詰工場がある程の一大生産地だったようで、農家になった頃は地元の方から「昔は収穫の手伝いをしたのよ~」「ボゴールのちくちくが痛くてね~」と昔の話を良く聞きました。パイナップルの畑も懐かしいのか、ふらっと立ち寄ってゆんたく(おしゃべり)してくれる方もちらほら。 移住者ではありますが、パイナップルを通して地元の方々と交流が持てたことが本当に嬉しいです。
そしてパイナップル! 沖縄県でこんなにもパイナップルを生産しているなんて、移住するまで知りませんでした。 集落の小道を歩けばバナナにパパイヤ、家の垣根にはドラゴンフルーツ、東村の歩道の際にパイナップが植えられていた時にはカルチャーショックでした。同じ日本ですが、南国です。 でもどの南国フルーツも美味しい! まだまだ供給の少ない沖縄県産のパイナップルですが、この美味しいパイナップルを全国の方々に知って欲しい。食べてみて欲しい。
就農3年目、試行錯誤の日々ですが、みなさんのお手元に国産のフレッシュで瑞々しい安心安全なパインをお届けできるよう、畑に向かいたいと思います。 これから少しづつパインのこと、沖縄のことなどブログに綴りたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。